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来世は良い人生でありますように  作者: 三ki
プロローグ
5/121

5,初めての友達

オレが6歳の時、父親繋がりで2人の同い年の子と一緒に修行することになった。

今更だが、父は元軍人だ。重症を負って軍を退役したらしい。ちなみに足を失っている。軍人だった頃は、少将(上から3番目に偉い)だったそうだ。どうりで強いわけだ。オレが修行の時に反抗すると、一瞬で返り討ちにあっていた。


「お久しぶりです、リガルさん。それと、リエル君。」


これもまた今更だが、父の名前はリガル・アイルディア

ちなみに母は、エルナ・アイルディアという。

オレの名前、リエル・アイルディアは2人の名前からとったそうだ。

今、父に話しかけたのは、父の元部下であるガラン・ラフィーナさんである。今回の修行はこのガランさんのところでするらしい。


「娘と、ミゼルのところは奥で待っています。」


ミゼルというのは、ガランさんと同じく父の元部下で、ガランさんの同僚だ。名前はミゼル・エリフィンダさんという。

つまり、オレと、ガランさんの娘さんと、ミゼルさんの息子さんが同い年でオレと同じように軍人になるように育てられているらしいので、父が久しぶりに連絡をして、一緒に修行しようという話が生まれたらしい。

オレは、初めて同い年の子と会うので、緊張とワクワクがMaxまで高まっていた。

オレは奥の扉を勢いよく開ける。

オレと同じぐらいの背の2人の子供が座っていた。


「3人揃ったので、まずは自己紹介からしようか。」


ガランさんがそう言うと、ガランさんの娘さんが立ち上がって

「アン・ラフィーナです。よろしくお願いします。」

と自己紹介した。ショートヘアーで可愛らしい服装をしている。声が少しだけ裏返っていたので緊張しているようだ。


次に、ミゼルさんの息子さんが立ち上がって

「ウェア・エリフィンダです。よろしくお願いします。」

と自己紹介した。目がオレと同じようにワクワクしている。何となくだが、悪ガキ感がする。


流れ的にオレなので、

「リエル・アイルディアです。よろしくお願いします。」

と自己紹介した。


こうしてオレ達3人は出会った。

6歳なのに、同い年の子と会うのは初めてというのは、この世界では小中高大学などはなく、学校は就きたい職業の専門学校に行くだけであるからだ。リエルの場合は軍志望なので、軍の専門学校に行くのだが、軍の専門学校に入学出来るのは10歳からである。


また続きにも上の内容は書く予定ですが、先に説明させていただきました。

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