表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
来世は良い人生でありますように  作者: 三ki
アリス編
41/121

41,ユウライ

アリスちゃんが住むライアスの近くにある街であるユウライには、イドラとウェアとティアラが向かっていた。ユウライ組とツァンバル組は、ライアス組から少し遅れて出発する。

これは、ライアスで情報収集をしてから探すためである。


ユウライは、ライアスやツァンバルに比べたら小さな街だ。

よって探すのは、かなり楽そうでウェア達3人は少し気を抜いていた。

ここには、大人も3人だけで、”透視”の”スキル”を持つ人が家の中や地下などを見て終わる予定である。

その時、ライアスからの連絡がきた。

どうやら誘拐されたのがほとんど濃厚らしい。

まあみんな大体予想していた結果だった。


「まあそうだろうな。失踪しているのに何も連絡がないんだから、生きているとしたらそれぐらいだ。」


っとイドラが分かっていたかのように説明する。この場の者達も皆同意だったようで、頷く。


「まあ分かっただけでもいいだろ。誘拐以外の可能性もあったんだから。」


そうウェアが諭す。そこで一旦会話は終了した。




街に入って、”透視”の”スキル”を持つ人が一軒一軒確認して行く。いくら家が少ないとは言え、”透視”を持つ人が一人しかいないので、かなり時間を使ってしまう。


「まあ他のところよりはマシだな。こっちはあんまりすることないし。」


「いや、オレは正直ツァンバルの方が良かったな。一番今回の任務に貢献出来そうだからな。」


「真面目だね、イドラって。私も断然こっちの方が良いよ。」


ウェアとティアラはユウライ派でイドラはツァンバル派のようで。イドラが、担当の場所を聞いた時から何か不安そうだったのはそのためだったのか、っとウェアとティアラは少し関心した。




結局、そのまま何もないまま捜索が終了した。

やっぱり占いは外れたようだ。

イドラが、「今からツァンバルに行けないか」っと大人の人に聞いていたが、距離が遠すぎるのでそれは無理らしい。

少し異様なほどツァンバルに固執するイドラに、ウェアは少し違和感を覚えるが、ただ真面目なだけなんだと思いと任務が終わった達成感で、その日はすぐに帰ることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ