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異世界忍者はナリユキまかせ  作者: 宗谷ソヤナー
第1章 異世界忍者、現る
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第4話 プリーストとの出会い

「やっほ~? 目を覚ましてぇ~?」


 な、何だ? この緊張感のカケラも無い呼びかけは!?

 どうやら、オレは気を失っていたらしい。女神フェリオに転移魔法をかけられて……目が覚めると、おそらく自分より少し年上っぽい女性が近くにいた。

 修道衣を着ており、髪は派手なオレンジ色のロングヘア―。一目見ただけで、異世界人のプリーストだとわかった。


「やったぁ! フェリオ様のお告げの通りね! でも、寝てちゃダメだよ~? ちゃんと仕事してもらわないといけないんだから~」

 

 相変わらず、間の抜けた話し方をしているプリースト。黙ってさえいれば胸も大きいし、おそらく美人の部類に入るんだろうけど、頭が悪そうな感じは否めない。

 まあそれは置いといて、まずは状況を確認しよう。


「君は……あの女神に仕えている信者……だよね? ここは、どこ?」

「私はフェリオ教の信徒、ユリカだよ~。ここはザナトス王国の王都ザリザクの南部にある教会なの~」


 周囲を見渡してみると、木造で質素な感じの建物の中にいる事がわかった。そして、室内には長机と椅子が整然と並んでいる。

 多くの人々が礼拝しに来たり、教義を学びに来るのだろう……と想像できた。なるほど。


「えっと、ユリカ。オレの事は女神から詳しく聞いてるの?」

「聞いてるよ~。リーデシア大陸の救世主だって! すごいよね!」


 目をキラキラと輝かせるユリカ。そこまで期待されているのか!

 


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