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日本連邦共和国  作者: トースト
第1章 
8/40

現状

グルーセン王国との国交開設から3か月後 日本連邦共和国は大小合わせて20以上の国と国交を開設した。


3か月といってもオルツブルクに大使館を完成させてからはじめたので、実際は外務省はたったの1か月でやったということだ。


外務省では忙しさで倒れるものが続出してるという。


ただこの中には列強国は含まれていない。グルーセン王国からの情報で今,列強国と外交交渉をしてもまともに相手をしてもらえないことが分かっかためである。


日本連邦は多くの国交開設をしたが外交員の安全問題や物理的な距離から大使館を設置した国は少なく、グルーセン王国と出雲国ほか数か国のみである。


またパーク大陸の中のいわゆる小国と呼ばれる国々とは国交開設を拒否する場合が多いい。


それらの国は近くに強い国に囲まれていることを多く、安全保障目的で日本連邦との外交関係をもとめるからである。


グルーセン王国は特別なのであって安全保障条約を結んでるが、それは多くの日本人が滞在しており自国民を守るためであるからだ。


経済的利益も薄く、厄介ごとを持ってくる小国と国交開設することはなかった。


日本連邦は通商を重んじていて、一定の礼節をわきまえた国家なら基本的に国交開設を行った。


グルーセン王国で行ったインフラ開発を事項でもやってほしいという国家が相次いだが、厳正な審査のもと多くの国が拒否するのであった。


厳正な審査とは、その国に日本に有用な資源があるか,例えば鉄鉱石,石油,レアメタルなど、その国の政体,国民性,対外関係を調べ上げ日本にとって重要な経済的パートナーとなれるかで決めていた。





日本人街では様々な国の商人がいたがグルーセン王国の商人が圧倒的に多く、日本商品を買いあさっていたのであった。


グルーセン王国の商人は各国の商人,貴族,政府に日本製品を売ることで多くの利益を上げた。


これは基本的に日本企業は日本人街外でには出店できないように制限されてたからである。


日本とグルーセン王国では為替レートが決められており、商人達は日本人街内部に作られた外貨交換所で日本円を手に入れている。


日本製品は安く高性能でありグルーセン王国近隣ではかなり有名になり多くの国は日本製品を手に入れることを夢見て、日本連邦に接触してくるのであった。


ただ平和的に商取引を求める国が多かったが中には「日本連邦の技術をわたせ」「製品を独占させろ」などの無茶な要求をしてくるところもあったが、丁重にお断りしている。


ただそういう国はとてもしつこくただでさえ忙しい外務省を苦しめるのだった。トリエステ帝国もそのうちの一つであった。



「なんども言ってますが日本連邦共和国は公平な取引を望んでいます。貴国だけにすべての製品を卸すなどできません」


「製品を我々にだけに渡せとけば許してやるっといているのに、それを拒むのか」


「なんどいっても無理なものは無理です。お帰りください」


「少し技術力があるからって調子に乗ってるんじゃないぞ」


たいていの国はこんな風に捨て台詞を行って帰っていくがそれで


何も起きなければ問題ない。ただトリエステ帝国はそれで終わらなかった。


「はぁ またあなたですか」大きなため息をついている大使館係員


「何度でも言うぞ 日本連邦共和国お前らが作ったものは全部トリエス帝国に売れ。そうしないとお前らの国と戦争することになるぞ」


「何度でも言いますお断りです。今すぐおかえりください」


「いままでは慈悲深くお前らが作ったものをすべてうちに売れば許してやったが、もう我慢ならん今すぐ国に帰って戦争の準備をするとしよう」




トリエステ帝国 


トリエステ帝国はもともとはトリエステ王国特別なものを特に持っていない中小国だった。ただ60年前産業革命がおきたことで国力が増大し、人口が爆増したことで周りの中小国に侵略を開始。


いくつもの国家を併合をしたことで帝国と呼ばれるようになった。


トリエステ帝国の繁栄は続く。


彼の国海岸線を手に入れたことで海上交易をおこなうようなった。


そして当時画期的だったのは帆船と比べて早く航海が安定する蒸気船を用いたことで大成功をおさめ準列強国と呼ばれるようになった。



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