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日本連邦共和国  作者: トースト
第1章 
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閣議

「これから出現した大陸 島々についての今現在判明している情報を説明します」


この事変が起きてから初めての閣議が行われれる。大臣たちは緊張しており官房長官の説明をかたずをのんで待っている。


「日本大陸の周辺に2つの大陸と3000ほどの島が出現しましたこの出現した2つの大陸を便宜上A大陸とB大陸と呼びます.1800㎞北西に出現したA大陸は日本大陸の3,5倍もの大きさがあり、また多数の国家が確認されえています」


総理が「それらの国家の文明はどの程度なのかと質問をする。


高い技術力を持つ国が日本の近くに突然出現するのは脅威でしかないからだ。


「A大陸の国家の多くは中世から近世の文明だともうわかっております。ただその大陸ではそこら中で戦争がような模様です。また偵察をおこなった空尉によるとドラゴンのようなものがいたと」


「ドラゴンかすごいな。 ファンタジー世界の国が突然来たような感じだ」


「日本の近くに全く情報のない国家が存在するのは脅威に値するので国交を結ぶべきかと 大臣がたはどう考えますか


「経産省としてもあらたな巨大な市場を得られる可能性を考えると国交を結びたいですね」


「防衛省としてはA大陸の向こうに中国があることを考えると大陸を影響圏におければかなり軍事的に有利になるとかんがえているので賛成です。ただ新たなに防衛する場所が増えることを考えると防衛費は増やしてもらいたいです」


総理が「では外交官を派遣することに決定します。護衛のために防衛省は協力するようにお願いします」


「未知の大陸へ行く外交官を守るため長崎港に駐留している第1艦隊と第4艦隊をA大陸に派遣することにします」


「了解です よろしくお願いします 官房長官B大陸の説明を」


「はい。 B大陸は2200km南東に出現し日本大陸の約3倍の大きさがありますA大陸と同じように国家も多数存在することが確認されています。ただB大陸の文明度はA大陸と比べて高く最も進んでいて冷戦頃ではないかと予想されます。しかしP3Cが発見され攻撃されることを防ぐため航空機による偵察はあまり行うことができませんでした」


「そうですか B大陸は文明度が高いので慎重に事を運ぶことがありそうです。もしかすると核の技術を持っていることもありそう というか充分にありえそうですね。ただA大陸と比べて話が通じそうな国が多そうなのでやりやすそうですね。

 

「B大陸はA大陸より脅威度が高いので第3,5,8艦隊を派遣することにします」


防衛省大臣がそう言う。


「了解です」


「現在各国との通信はどうなっていますか」


もしどの国とも通信がつながらなかったり 電波障害が起きていたらいろいろと大変である。


「えっとですね通信自体はつながっているんですがどの国もパニック状態になっていてまともな通信ができていません。あとどこの国からのものかわからない通信も頻繁に拾っています」


「まあそれはB大陸のどこかの国家だろうな」


苦笑いする総理。

 

国土交通大臣が


「一つ連絡があります現在新たな大陸 島が出現したため 航空機 船舶の運航を一切禁止しております。ただこのままの状態だと経済に深刻な影響がでるため100km以上離れたところを使うようにとする予定です」


「国土交通大臣の考えで問題ないのですがただですね漁協などから新種の魚類が発見されたという報告が相次いでいて、船の脅威となるような魚が発見される可能性もあるのでそこられへんを考慮してもらえればと」


総理が困った顔をしながら


「海上保安庁とも協力して調査を行ってくれ ほんと情報がなさすぎてどうすればいいのかわからん。国交をまず結ばないとどうしようにならんほんと外務省がんばってくれ」


外務大臣ははぁと大きなため息をついている。それはそのはず今回の事件で各国の情報のやりとり、そして新国家との交渉準備のおかげで外務省は超ブラックになっているのだから。


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