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日本連邦共和国  作者: トースト
第2章
31/40

ヴマガード魔法帝国






 ヴマガード魔法帝国はアルファ世界のヴマガード大陸すべてを支配する覇権国家である。魔法帝国という名前がついてるようにアルファ世界には魔法が存在する。この帝国はフランスの西数百キロに出現した。


 新たな国家の出現にヨーロッパ諸国は接触を図ったが、まともな扱いをされなかった。

 

 外交団を格下としか見ない帝国は、「服属しろ」という無茶苦茶な要求をし、拒否した外交団を監禁しようとするという暴挙をしでかそうとしたため、これ以上の交渉は行えないということで護衛の兵士により強引に魔法帝国から撤退するのであった。


 外交団に死者が出ることなかったか朗報であるが。ヨーロッパからたった数百キロに魔法という謎の技術を使う覇権主義国家が現れたことにヨーロッパ諸国を不安にさせるのであった。


 接触から約2週間後2035年7月13日ヴマガード魔法帝国による侵略が突如始まった。


 ちょうどこの時期は海水浴が盛んな時期であり、日中多く人が海訪れていた。この日も多くの人がサーフィンやビーチバーレーなどを楽しんでいたのであった。


 そんな中沿岸からさほど遠くない海から大きさ4mほどの謎の黒い生物が顔を出す。一部のサーファーはこの謎の生物に気づき、サメではないかと海水浴客にビーチに戻ろうとしたが。この黒い生物はサーファーよりもずっと早いのスピードで沿岸に向かって突き進んでいき、ビーチへと乗り上げた。


 突然の謎の黒い生物がビーチに乗り上げて、海水浴場は騒然とした。この不気味な生物に恐怖を覚え逃げ出すもの、興味半分でスマホを片手に逆に近づくもの、無視して日光浴を楽しむものなど、海水浴客の反応はまちまちであった。


 ただすぐにビーチは恐怖に包まれることになる。


 黒い生物の口ようなところがゆっくりと開き、そこから何人もの人間が出てきたのであった。そして手に携えた細長い銃のようなもので海水浴客を殺戮していくのであった。

  

 十数分後海水浴客でにぎわっていたビーチは、静まり返り血の海が広がっていた。



 後からわかったことであるがこの謎の黒い生物はシーサントと呼ばれる魔獣であり、帝国軍海上輸送を担っている。ちなみに先ほど口のようなところから兵士が出てきたといったが、実際はカンガルー袋のような機能を持つ部位であった。


 フランス,スペイン,ポルトガルの大西洋沿岸に帝国軍のシーサントが何万頭単位で現れ兵士を輸送してくるのであった。各国軍による迎撃も行われたがシーサントは沿岸部に来るまで潜水可能で大きさも潜水艦と比べてずっと小さいため上陸前に探知することは難しく、多くの部隊の上陸を許してしまった。


 帝国軍による上陸地点はブルターニュ半島(仏)、ボルドー(仏)、ガリシア(ス)、リスボン(ポ)の4か所には特に多くの兵士が上陸してきており、周辺の都市は初動の対応が遅れたことにより失陥した。特にポルトガル首都リスボン市街戦は世界中に衝撃を与え、転移国家に対し危機感を強めるのであった。


 帝国軍の戦力であるが2036年2月時点でフランスに60万、スペインに40万、ポルトガルに20万もの兵が上陸していると推定される。


 魔法を使った軍と聞くと、中世の軍がファンタジーに出てくるような魔法を使ってるを想像するかもしれないが、帝国軍は全く違かった。魔導銃に魔導砲など多くの近代的に兵器を保有しており、魔法という不確定要素も多いが軍事技術レベルは近代ぐらいはあるのではないかととされている。


 nato軍は即日3か国への派兵を決定し、ヴマガード魔法帝国への宣戦布告を行った。

 

 


 


 


 

 















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― 新着の感想 ―
[気になる点] "nato軍は即日3か国への派兵を決定し" これらの3カ国が侵略に対応するための独自の軍隊を持っていないことを暗示していますか? これらの国々の軍事的反応は不十分のようです
[一言] こんな傲慢な国は徹底的に叩きのめすしかありませんな。
[一言] 投稿お疲れ様です 頑張って!
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