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日本連邦共和国  作者: トースト
第1章 
3/40

偵察

周りは両軍の兵士が激しい戦いをおこなっている。


ただ拮抗しているわけではなくアルト皇国のほうが圧倒的に劣勢だ。


味方の兵は次々と倒れていく。


これほどまで一方的に負けているは小銃の性能の差であろう帝国軍の歩兵銃は皇国のと比べ射程,連射速度とも優秀で自軍は奇襲でもなんでもなくただただ撃ち負けているようであった。



「アルベール要塞を絶対に落とされなるな何とかして死守しろ」


わかっているが圧倒的兵力差がある中、帝国軍勝つことなどできるはずない。


だがこの要塞を落とされると今まで連邦から来ていた物資がほとんどこなくなってしまう。


それだけはなんとしても防がなければいけないかった。


「閣下第1,3,7大隊が壊滅して敗走中です。指示を」


また敗北の伝達が来たかとため息をつく


「予備師団を回せ。まだ交戦中の部隊が包囲されたら取り返しがつかなくなる」


数少ない予備師団を回したとしても戦況がよくなるとは思わない。


自分もこの戦いで死んでしまうのだろうとほぼあきらめていた。

「閣下」


「なんだまた敗報の知らせか」


「いいえ上空になにかが」


ロート将軍は天幕からでると


「なんだあの鉄の龍は帝国の新兵器か」


「わかりませんただ攻撃するようすなさそうです」


謎の鉄龍は上空両軍の動きを観察するように旋回していた。


しばらくすると帝国軍の飛竜があらわれ謎の鉄龍はすさまじい速さで去っていた。


帝国side


「将軍上空に謎の鉄龍が現れています」


「なんだそれは皇国の新兵器か」


「皇国があのようなもの作れるわけないかとそれよりは連邦の新型兵器の可能性のほうが高いかと」


「連邦は皇国に物資を送るだけでもなく高見の見物までするつもりか飛竜を使ってあの鉄龍を追い払いたまえ」


「了解です すぐに飛竜を飛ばします」


数分で味方飛竜があらわれ謎の鉄龍へと向かうと逃げるように去っていった。


「なんだったろうか あの鉄竜には速さが異常だった。人が乗っているようにも見えなかったな。」



「うわバチバチやりあってるな」


P3Cに乗っている迫水2等空尉パシャパシャと


写真を撮っていた。


「なかなかすごいねこの大陸は。いたるところで戦争が起きてるし、あんまりかかわりたくないな。下から弓矢飛んできてないか、あたるわけないんだよな。まあ当たっても落ちないしいいんだけど」


そう呟きながら写真を撮り続ける。


「うわなんだあれなんか近づいてきてるぞ うん? えっドラゴン ファンタジーの世界だけじゃないのかよ機長急いで逃げるぞ」


そいで逃げるP3Cにドラゴンが追いつけるはずもなく、すぐに見えなくなってしまった。


彼が逃げ際に取ったドラゴンの写真は上層部まで持ってかれることとなった。


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