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日本連邦共和国  作者: トースト
第1章 
2/40

出現

2035 5月22日早朝 地球全体で地震がおきた。


そこまで強いものではなく数分間と少し長かったが、ただの地震だと多くの人は思っていたのだが実際は全く違った。


全国から気象庁のメインコンピュータに集まってくる地震情報は全て震度3を表しており、震源がどこなのか全く計測できない不可解なものだった。


夜勤気象庁職員らは大混乱に陥り、なにか起きているのでないかと官邸へと情報をあげられた。


深夜でありながらも日本大陸から数千キロ離れたところに巨大な島が現れたや、謎の木造船がいるという情報が漁師などから相次いでおり、どこの物か特定できない通信が多発していると総務省から受けた。



「やっと地震終わったな 異様に長い地震だったな」


やっと地震が鳴りやんでほっと一息ついてたところ、電話が鳴ってきたので酒田は眠い目をこすりながら受話器を耳に当てる。


「もしもし福田です 酒田総理でしょうか」


「そうだが」


「今すぐ総理官邸に来てください。大変なことになっています」


「何がおきたんだ。さっきの地震か」


「まあそんな感じです説明は来てからします」


通話が切れ、福田から何かとてつもないことが起きているのではと思った酒田は急いで外着に着替え、迎えに来た車に乗り総理官邸へと向かった。


総理官邸では夜にかかわらず多くの職員が忙しそうに動きまわっていた、しばらくすると向こうから福田がやってきた。


「酒田総理突然深夜お呼びしてしまいすいません」


「まあ私もさっきの地震で起きていたんだし大丈夫だよ福田君。それでなにがおきたんだい」


「本日早朝2時頃に起きた地震なのですが」


そう言って言いよどむ。


「なんか事故でも起きたのか」


「いえ。事故は特に起きてはいないですが、まったく震源が特定できていないのでして、計測器によると日本中で同じ震度の地震が来ているようなのです。ほかにも信じられないような報告が相次いでおり、何か起きているのではと総理をお呼びしました」


「そうなのか。それで震源が特定できないというのも意味不明な話だが、どんな報告が来たんだ」


「巨大な島らしきものが突然出現した。国籍不明の木造船や謎の通信が多発しているという情報が地震が来てから相次いで出ているわけでして、リアルタイムの衛星写真を確認したところこんなことになっていました」


そういって一枚の写真を酒田に渡す。

 

「なんだこれはこんなところに大陸はないはずだぞ」


「はいそうなのですが、衛星は壊れている様子はありませんしアメリカの衛星写真も借りたのですがやはり同じ結果でした」


「そうなのか。出現した大陸と地震の関係性、未知の大陸の詳細とか、詳しい情報を調べるように頼む」


「了解です」



P3による偵察、衛星写真によって日本周辺には二つの大陸と数百もの島が確認された


他にも世界中にいくつも大陸が出現してることが確認されている。





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