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日本連邦共和国  作者: トースト
第1章 
14/40

戦闘結果

「2日前我が軍がトリエステ帝国南方軍とフライヤー盆地で接敵丸1日の戦闘の末、我が軍が勝利しました」


軍務卿が言う。


「本当なのか、我が軍は勝ったのか。すばらしい。トリエステ帝国の侵略に対抗できている」


首相が嬉しそうに言う。


「ただ我が軍の被害も大きく回復まで相当の時間がかかりそうです」


軍務卿が再び話す。


フライヤー盆地の戦いはグルーセン王国が勝利したのだが、挟撃を成功させるまで終始劣勢だったグルーセン王国軍もかなり損害を受けていたのだ。


「現在祖国のために戦ってくれた彼らにはその地で休息をするように命令しています。現在は勝利の宴を開いているようです」


「そうか。兵士も疲れてるだろうしお酒飲もうと自由だが、突然奇襲されるようなことはないようにな」


「安心してください ないと思われます」


グルーセン王国に挟撃されたトリエステ帝国軍兵士は士気崩壊を起こしバラバラになって敗走していった。


偵察によるとトリエステ帝国南方軍司令部は国境線より手前になんとか再び集結しようと画策しているが今のところいつになるかわかっていない。


「中央部と北部ではどれくらいの被害がでているんだ」


首相が心配そうに聞く。


グルーセン王国は南方軍殲滅のため全力を出していたため中央部、北部はかなり手薄になっていたのだ。


「中央部 北部では約2万の兵をつかってトリエステ帝国軍に対しゲリラ攻撃を仕掛けています。またトリエステ帝国軍に侵攻される前に近隣の住民は退避させましたので、民間人の被害者は一人もいません。ただ敵中央軍はあと約2週間で主要都市モランディアにたどり着きそうなので、それまでに南部で回復に努めている主力軍を向かわせる必要があるのですか、負傷者もかなり多く 物資も不足しているので、万全の状態でトリエステ帝国中央軍と戦かうことは厳しいでしょう。主力軍の不足を補うため現在も予備兵を大量動員しています。3万ほどの新兵ができそうですがどれくらいやくだつかははなはだ疑問です」


「フライりー盆地での素晴らしい戦果。軍は本当に頑張ってくれている。自国を守るためこれ以上の働きを期待しているぞ」首相が話す。


「はっわかりました 祖国のために素晴らしい戦果を持ち帰ってきます」


軍務卿が大きな声で言う。


「我が国に援助してくれるという国はあらわれたか」外務卿に聞く


「すいません 列強から準列強にと様々な国に声をかけているのですか反応は芳しくないです。ネルマニア帝国は支援してくれると言っていますが、あの国は・・・」


「あの国はだめだ。支援されて戦争に勝てたとしても確実に取り込まれるネルマニア帝国の支援を受けるのは最終手段だ」


「わかりました」


パーク大陸では戦争があたりあえのように起きていたが準列強の同士の戦争は珍しいものであったしそれに謎の新興国である日本連邦が参戦すると聞き、グルーセン王国,トリエステ帝国間戦争には多くの観戦武官が訪れていた。


とはいえ新興国である日本連邦,グルーセン王国側ではなく軍事強国であるトリエステ帝国に多くの国は観戦武官を送っていた。


トリエステ帝国がグルーセン王国を圧倒するだろうと多くの国が考えていたため、侵攻されているはものも帝国南方軍との戦闘に王国軍は勝利したことに各国の観戦武官は驚かされることとなる。


フライりー盆地の戦いの後王国軍はトリエステ帝国側の観戦武官を幾人も保護することとなり、それらの国はグルーセン王国がしっかり覚えるのであった。


ちなみにパーク大陸国家と観戦武官はほとんど日本連邦にいなかったが地球国家の観戦武官は数十国単位でおり、この戦争の地球国家側の注目度は高かった。



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