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日本連邦共和国  作者: トースト
第1章 
13/40

戦闘2

「トリエステ帝国南方軍進軍せよ。敵は正面にいるグルーセン王国軍だ。これから我々は偉大なる帝国の歴史の一つとなる。華々しい戦果を出す栄光なる歴史として。準備はいいか。戦争の時間だ」


「我が国はトリエステ帝国による侵略により存亡の危機に陥っている。圧倒的な戦力差があり苦しい戦いとなるだろうただ祖国を救うため そして内地にいる家族を守るため我々は勝利しなければならない。いやするんだ」


午前10頃両軍の二人の将軍よる激励によって戦闘が始まった。


両軍とも士気は最高潮であった。


フライリー盆地にはグルーセン王国約8万,トリエステ帝国13万もの軍隊がぶつかり合い始めた。


両軍の野戦砲が火を噴き、歩兵らが敵本陣に向けて突撃するのであった。


「下方100m10時の方向にいる敵爆撃隊を攻撃するぞ。気をつけろー 敵飛竜の数は膨大だからちゃんと陣形を組むんだ」


中隊長が大声を出して言う


「了解です」


4機一組の小隊3つ 12機で飛行分隊を組んでいる。


基本どの国も戦闘用と爆撃用2種の飛竜を利用しており爆撃用のほうが大きく動きも遅い。


「第3小隊は爆撃隊を攻撃してくれ。第1小隊第2小隊攻撃してくれ」


飛行中隊12機はいっきに下降し敵飛竜を攻撃しに行った。


「気をつけろ。この乱戦だどこから攻撃されるかわからないぞ」


新人の竜騎士が編隊から遅れてかけておりそこを敵飛竜に襲われたのだが小隊長がサポートすることで難を逃れられた。


両軍とも狭い地域に大量の飛行中隊を配備し戦っていたので空は完全に乱戦に陥っており混迷を極めていた。ただ数で劣っているグルーセン王国側が次第に劣勢になっていった。


両軍の主力は盆地の中央 平原で激しい戦いをおこなわれていたが、周囲の丘ではそれ以上に激しい戦いが起きているともいえるかもしれない。この丘を取れば敵軍を挟撃することが可能となるため両軍とも必死になって兵士を送るのだった視界が悪くうっそうとした森の中では突発的に戦闘が多発し常に緊張状態でいる必要があった。そのため銃ではなく剣を使った肉弾戦になることも多かったのである。丘での戦闘はグルーセン王国のほうが有利であった。


それは自国であったため土地勘があり戦いやすかったのもあるが、それ以上にフライリー盆地はもともと交通の要所であったため関所が設置されていた。


その関所を改造することで、短時間で簡易的な砦を作ることができたのである。


そのためトリエステ帝国軍は攻めることに苦戦してしまい次第に疲弊するのであった。


砦によって丘占を領に苦戦していると報告された将軍は激しく怒り飛竜を使って森を燃やさせろと命令を出したのだが、グルーセン王国は飛竜を使い必死に森を燃やさせないように抵抗したため戦果は芳しくなく逆に中途半端な数しか送っていなかったため被害が増えるのであった。


開戦から6時間 16時ごろグルーセン王国は劣勢になっていた。


もともと野戦砲の数は上回っていたが歩兵の数がかなり劣っていたため野戦砲を使うことで防衛をおこなおうとしていたのだが空が劣勢にになってきたことで野戦砲が爆撃されることが増えた。


このままトリエステ帝国が勝利すると思えたが、グルーセン王国に逆転の兆しがおとずれるのである。


丘の占領を成功したのだ。


グルーセン王国は初めのうちは砦を使って効果的に防衛をしていた。


トリエステ帝国軍が消耗しだすと攻勢に転じ、そのまま丘を占領できたのだ。グルーセン王国はそのまま帝国軍に挟撃を仕掛けた。


帝国軍も丘で劣勢になったことを報告されてから、挟撃されること予想して防備を固めていたのだが、丘を突破した王国の兵は約25000人と帝国が予想した数倍の兵を投入し、運びにくい野戦砲を200門も運び挟撃に参加させたため、帝国の防衛線は崩壊したのだ。


同時に王国は正面戦線で全面攻勢を開始し始めた。こうして王国はみごとに挟撃を成功させた。



挟撃された帝国軍は丘を突破し攻撃してくる王国軍をなんとしても止めようとしたのだが、対応する兵が士気崩壊をおこし逃亡中央の兵も逃亡する兵を見てこのままだと殲滅されてしまうと感じ士気崩壊を起こし逃亡してしまうのであった。


帝国軍指揮官はなんとしても戦わせようとしたのだが、一度士気崩壊を起こしてしまった

軍を復活させ再び戦わすことはできなかった。


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