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日本連邦共和国  作者: トースト
第1章 
10/40

グルーセン王国首脳部改稿

「北部で突発的に戦闘がおき我が国が敗北しました。そのままトリエステ帝国軍の全面攻勢を受けわが軍は国土防衛のため高い士気を持って防衛戦を行っていますが圧倒的な戦力差がありトリエステ帝国軍に対し劣勢です。現在周辺の住民避難命令をだしていますが避難が間に合うかどうかわからないです」


トリエステ帝国軍は


40万人の歩兵 1000門の野戦砲 そして2000頭の飛竜という圧倒的物量でグルーセン王国を攻撃している。  


「わかってたとはいえかなりつらいな 日本連邦からの支援はどうなっている」


「えっとですね保存食や大量の医療品をおくってきてますが、武器の支援はないようです」


「保存食 医療品とてもありがたいのだが肝心の武器はこないのかせっかく日本の先進的兵器を見られと思ったのがな」


「首相そんなのんきなことを言っている場合ではありません。我が国の常備軍は12万トリエステ帝国は50万 現在予備兵を徴兵いているところですが、徴兵したってすぐに兵士になれるわけではないのです。飛竜に関しては500頭しかいないので、空は完全に劣勢です。唯一野戦砲は900門とトリエステ帝国と同等ですが、日本連邦の軍事支援がないかぎり圧倒的物量によって勝つことは難しいかと」


「そもそも我が国と日本連邦は安全保障条約を結んだが彼らはいつ参戦するのだ」


大臣が質問する


「現在日本連邦はトリエステ帝国に対し最後通牒を送っています。1週間以内にトリエステ帝国は撤退しという内容なので、日本連邦が参戦することは確実でしょう」」


「それはよかった」


「ただ彼らいわく実際の戦闘に参加するのは3週間後ほどになるらしいです」


「もう少し早くならないのか」


王国首相が聞く。


「そもそもグルーセン王国内にまともに日本連邦の軍はいないわけで、戦える状態になるまでかなり時間がかかるようです」


「そうなのか。彼らにも事情というものがあるのだろう。我々は日本連邦が参戦するまで耐えるぞ」


「わかりました」


「まずわれわれだけでトリエステ帝国に勝てるように作戦を立てようではないか軍務卿たのむ」


「先にも言ったとうりトリエステ帝国軍とわが軍は圧倒的物量差があるので兵を集中運用する必要があります。偵察によるとトリエステ帝国は主力を三つの部隊にわけているようですそして南部に展開している部隊は一番少なく約15万,一方わが軍は予備兵も動員して15万これで兵数だけなら拮抗しました。それにわが軍には土地勘があるので充分勝てるかと。トリエステ帝国軍南方軍を撃破した後は北上して中央軍 北方軍を撃破していく計画ですが、うまくいく可能性はかなり低いので外務卿には他の列強 準列強国などに援助要請をするようお願いします」


「わかりました。現在外務局ではトリエステ帝国軍を通過させた国家らと交渉していますがうまくいっていません。彼らの国民はトリエステ帝国に不満を持っているようですが、帝国をひどく恐れており寝返り工作は難しいです」」」


「彼らも自国を守るために必死なんでしょう。この戦争は我が国の存亡にかかわる重大な戦争です。国民全体が祖国防衛のために一致団結する必要があります。皆さんも絶対に祖国を守る意思をもってトリエステ帝国の侵略にたち向かいましょう」


日本連邦が参戦する3週間,トリエステ帝国の攻勢から国を守るためグルーセン王国政府,軍は動き回るのであった。



次々と日本の輸送船が港に到着し、大量の物資を下ろされていく。今まで100人程度の駐屯地しかなかった中、数万人もの自衛隊を収容するため軍事施設建設が活発に行われている。


また大規模な戦闘機展開を可能とするためオルツブルク空港の拡張工事を行っているのであった。

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