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エルハイミ-おっさんが異世界転生して美少女に!?-  作者: さいとう みさき
第一章
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第一章1-3神話

おっさんが異世界に転生して美少女になっちゃうお話です。

異世界で力強く生き抜くためにいろいろと頑張っていく物語です。


おやすみ前のおとぎ話です。



1-3神話


 あれから多分二年くらい過ぎたと思う。


 おそらく現在の自分は三歳児くらい。

 まだ体のバランスがよく取れない時があり、たまに転んでしまう。

 言葉もだいぶ覚えた。

 それと情報収集の為、寝るときにはお話を聞かせてくれるようにおねだりもした。


 結果、わかったことはこの世界はゲームと同じく剣と魔法の世界でご多分漏れず魔物や怪物が跋扈する世界であった。

 そして驚いたのがこの世界には神様が実在したらしい。

 らしいというのは、神様は神様同士で戦って今は肉体を失ってしまったとのこと。

 だからお話は神話の時代から始まり人間の統治する世界までの英雄譚や伝説が主になるのだが‥‥‥



 話があまりにも誇張されてないか?



 いや、なんかすごい英雄になると剣でドラゴンを一刀両断にできたり、魔法使いだって大魔術を使えばドラゴンが一発で倒せるとか。

 ドラゴンの価値がこの世界では低いのかと思いきや、やっぱり最強の幻獣でその炎は神々さえ焼き殺したとか。


  そうそう、この世界の成り立ちも興味深かった。



 もともとこの世界には始祖なる巨人がいて、その巨人が寂しさのあまり女神を自分の体から作り上げたそうな。


 大いなる右手からは光の女神      ジュノーを。

 裁きの左手からは暗黒の女神      ディメルモを。

 頭からは知恵の女神          オクマストを。

 心臓からは豊作の女神         ファーナを。

 踏み出す右足からは幸運と商売の女神  エリルを。

 苛立つ左足からは戦いの女神      ジュリを。


 最初に六人の女神を作るけど、いろいろあって追加でさらに四人の女神を生み出し、女神たちがこの世界を構築したそうだ。

 後発組の女神が

   

 大地の女神  フェリス

 水の女神   ノーシィー

 火の女神   シェーラ

 風の女神   メリル


 の四人でこれらの女神たちが原始の世界を構築したそうだ。


 出来上がった世界に喜んだ始祖なる巨人は褒美として女神たちに天界の星々と青と赤の二つの月をプレゼントしてそれを女神たちは喜んで星々を使って自分の星座を作ったとか。


 でもしばらくしてこの始祖なる巨人はちょっとした傷が原因で死んでしまって、悲しみから冥界の女神セミリアが生まれ出て始祖なる巨人の魂を赤と青の二つある月が重なるときに出来る冥界へと導いたとか。


 その後始祖なる巨人の死体から生まれ出た龍や巨人族がこの世界で暴れまわり、困った女神たちはセミリア経由で始祖なる巨人の魂に助言を頼んだ。

 助言は始祖なる巨人が倒れた土地の土から人間を作って従わせ戦い、龍や巨人の数を減らすというものだったが流石に全部は片付かずだが一定の安定を手に入れたらしい。


 その後人間たちは自分が崇拝する女神が一番だとか言う争いが発端となり、女神たちも小競り合いが始まる。


 見かねた始祖なる巨人は青と赤の月を削って天秤の女神アガシタを誕生させ、これらの仲裁をさせようとしたが裁決をするにあたって天秤に女神の心臓を載せる必要があった。


 おかげで心臓を欲するがために女神たちの抗争は更に激しくなりセミリアとアガシタを除く女神たちの「女神戦争」が勃発する。


 女神どうしの戦争は熾烈を極め、大地を四つに割り、下僕の龍や巨人、自分に属する亜人たちや妖魔をも巻き込む大戦争となり、参加した女神たちは相打ちになりその肉体をことごとく滅ぼしてしまったとか。

 その後女神たちの魂は天界の星座に宿ったと言われている。

 

 


 こうして何度も何度も繰り返し聞いた神話は途方もないものであった。


 まあ、神話だし。


 しかし、この世界の成り立ちが始祖なる巨人とかって、じゃあその巨人はどこから来たのかって気にはなるものの、何度聞いても誰もわからないわけだ。


 まあ、神話だし。


 それに厳密に言うとまだ二人の女神さんがこの世に存在するって事らしいのだが‥‥‥


 一人は冥界の女神セミリア、なんか冥界に引きこもったままこっちの世界に出てこないらしい。

 そしてもう一人の天秤の女神アガシタ、仲裁に出てきたものの役目が全う出来ず今もどこにいるかわからないらしい。

 ただ、気まぐれに何かの拍子に現れ人間たちに裁決をしているらしい。


 本当だかどうだか‥‥‥


 神話はここで終わるが、その後は伝説となる。


 と、ママンが来たようだ。

 さて、今晩はどんなお話をしてくれるのだろうか?


 大人しくベットへと潜り込むとしよう。




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