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エルハイミ-おっさんが異世界転生して美少女に!?-  作者: さいとう みさき
第十四章
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教えてアガシタ様!NEO その9

アガシタ:ぱちんぱちんっ

アガシタ:こしこし‥‥‥

アガシタ:ふう、とりあえずここまでできたっと! と、今日は何日だっけ?


教えてアガシタ様!NEO その9


アガシタ:今月ももう少しで終わりかぁ。


ライム:結局一番良い時期に何処にも遊びに行けませんでしたね?


レイム:もうテレビも再放送ばかりだしつまんないです。


アガシタ:しかしこればかりはどうにもならんからなぁ。と言うか、僕はあまり生活変わってなんだがな?


ライム:元引きこもりのアガシタ様にそう言われてもですねぇ~。


レイム:そう言えば風邪から回復して部屋で何やっているかと思えばガンプラばっか作ってるじゃないですか!


ライム:あー、そう言えば前回こっそり買い出しに行ったやつ作ってるんですか?


アガシタ:いや、他の作ってる。接着剤買いに行かなきゃ旧キットは作れんよ?


ライム:その、この前から言ってる旧キットって何ですか?


アガシタ:うーん、販売がどうやらもう三十年以上前に始まっているやつらしいな?


ライム:はぁ!? 三十年以上前っ!?


レイム:またずいぶんと前ですね? そんな古いものよく売ってましたね?


アガシタ:流石に当時の物じゃないよ、印刷なんかである重版みたいに最近また作ったやつなんだよ。


ライム:最近って、じゃあ旧キットじゃないじゃないですか?


アガシタ:うーん、生産は最近だが当時の金型とかそのままで使っているので旧キットと呼ばれている。つまり技術革新も何も全くなく当時と同じままのものが売られてるんだよ。


ライム:じゃあ全く進化していないものって事ですよね? そんなのどこが良いんですか?


アガシタ:僕も初めて作るが一番は値段かな? 当時とほぼ同じ値段だからものすごく安い! それと上級者向けになってしまうが改造するとものすごく見栄えが良くなるんだよ♪


ライム:安いのは良いけど改造しなきゃダメなんですか? しかも古いくせに上級者向けって‥‥‥


レイム:僕もガンプラは接着剤無しの物しか作った事有りませんよ? 昔のって接着剤が必要なんですか?


アガシタ:昔はそれが当たり前だったからな。今でも車や戦車、飛行機のプラモは接着剤が必要なんだよ。ガンプラとかだけが異常だよ?


ライム:なんかめんどくさいですね。


アガシタ:まあそれを込みでこういった暇な時に作るのが良いのだよ! で、これなんだが。


レイム:あれ? 色が一色だけですよ?


アガシタ:昔は色塗るのが当たり前だからな。それで最近のやつだと~。


ライム:なんですかこれ? 同じやつ二つも買ったんですか!?


アガシタ:落ち着け、これは違うんだよっ! 旧キットと最新のHGUCは別もんだ!


ライム:だって両方とも青くて鞭もってますよ! なんか見た目も箱の絵おんなじだし!!


アガシタ:だからこれから説明するって! それにこっちのHGUCはもう出来上がってんだよ! ほれ見ろ!


レイム:ああ、これ知ってます。「ザ〇とは違うんだよ〇クとは!」ですね! 髭オヤジの!


アガシタ:そう、見よこのプロポーション、そしてこの稼働!


レイム:ああっ! 僕が作った事のあるやつと違ってスカートがうごく!? しかも鞭のかっこうも変えられるだとぉ!?


アガシタ:ふっふっふっふっ、HGUCにも既に新旧あるのだよ! そしてこれが最新なのだよ!!


レイム:くうぅぅっ! 何もしないでそこまでの出来の物が手に入るなんて!!


ライム:あの~、二人で盛り上がっているようですけど何違うんですか?


レイム:雲泥の差なんですよ! 姉さま!! ほら、僕が以前作ったやつこうなんですよ!!


ライム:‥‥‥ アガシタ様のこれとどこが違うのよ? おんなじジャン?


レイム:なっ!? こ、この違いに気付かないなんて!!


アガシタ:レイムよ、世の婦女子なんてこんなものなのだよ。この良さの違いに気付かないのだよ‥‥‥


ライム:アガシタ様だって女神で女じゃないですか!!


アガシタ:ふっ、僕は女神だぞ? そん所そこらの婦女子とは一味も二味も違う!!


ライム:なんかむかつくわね? で、アガシタ様が買って来たって旧キットって何が違うんです?


アガシタ:よくぞ聞いてくれたぁ! 見ろこのパケ絵! そして横の紹介写真!!


ライム:ん~? なんか全然絵と写真が違うし既に出来上がってるアガシタ様のこの青いのもだいぶ違う?


レイム:うわっ! 旧キットってこんなに頭でかいんですか? しかも寸胴?


アガシタ:それだけでは無いわ! 見ろこの肩! デカいしアーマーが一体だし手も小さい!


レイム:なんか写真見ると盾もペラペラですね?


ライム:もしかしてこの中身作るとこうなるんですか?


アガシタ:そうだよ、こうなっちまう。なのでこのYo〇t〇beでの動画でこういったのやっているんだがな。


ライム:どれどれ? うわ切ってますよ? 更に削ったり白板くっつけたり? あれ? なんか間接ってところに何か作ってますよ?


レイム:あー、色塗るってスプレーみたいの使うんですね?


アガシタ:それはサーフェーサーと言って表面傷や色を統一して上塗りの色が下地色に影響されるのを防ぐやつだ。その後に本来の設定色を吹きかけて塗っていくんだよ。


ライム:面倒ですね。


アガシタ:お前だってこないだネイルアートやったじゃないか? それと同じだよ?


ライム:だってあれは可愛いじゃないですか? これはなんか一色じゃないですか?


アガシタ:違うわいっ! よく見ろボディーと腕や足は違う色なんだよ!


ライム:えー? どっちにしろ青いだけじゃないですか?


レイム:アガシタ様、無理無理。姉さまグラデーションとか弱いですから。


ライム:何よ? 青だから間違ってないでしょうに?


アガシタ:分からんかぁ、まあ仕方ない。それでこういった改造と言うのをやるのが楽しいんだよ!


ライム:え? 既にレイムのより良いってやつ持っているのに? なんで? しかも同じロボットなんでしょ?


アガシタ:分からんのか? 自分で作る楽しさ! そして出来上がった時の達成感!!


レイム:なんか楽しそうですね? 僕も作りたくなってきちゃった。


アガシタ:そうであろうそうであろう。 ちょうどここに作りやすい水陸両用のズ〇ックが有る。どうだ一緒にやってみるか?


レイム:いいんですか!? やります! やらせてください!


アガシタ:よし、じゃあ接着剤買いに行くぞ!


ライム:ちょっとまったぁ! アガシタ様、作るのは良いけど先にここでやることやってからです!!


アガシタ:はぁ? 何をやれと?


ライム:ボケてないでこの物語の続きの予告! せっかくブックマークも1,000を突破で来たんですからちゃんとしてください!!


アガシタ:ああ、そう言えばそんな事も有ったっけな? 読者の皆様ありがとぉ!! じゃあ先に買い物してきてから‥‥‥


ライム:ほほう、先日内緒で買ってきたやつオークションにかけますよ?


アガシタ:うわっ! それは待ってくれ!! あれはなかなか手に入らないんだぁ!!


ライム:じゃあ、ちゃんとやってください!


アガシタ:うう、早く作りたいのに‥‥‥ えーと、この後は「ガーベルの助言」で「イオマとアンナ」で「連合軍再始動」のようだな?


ライム:なっ? イオマってただでさえエルハイミって人妻好きなのに今度はアンナにまで手を出すの!?


レイム:うわー、流石エルハイミの物語、守備範囲広いですね?


アガシタ:何アホウな事言っている! ここは「清く正しく面白く」なんだぞ! んな訳有るか!


ライム:えー? エルハイミの物語だからじゃないですか?

 

レイム:どうなんでしょうね? 気にはなりますね?


ライム:じゃあ、気になる読者様はしっかりとブックマークして高評価して、そしてご意見ご感想をたっぷりとしてもらわなきゃですね♡


レイム:そうですね、ますます人間離れする「エルハイミ-おっさんが異世界転生して美少女に!?-」をどうぞこの後もよろしくお願いします!


アガシタ:よーし、終わった。レイムよ我につづけぇ! ついでに模型店はしごして他にも良い旧キットないかどうか探索だ!


レイム:はいっ! アガシタ様!!







ライム:‥‥‥ アガシタ様の作ってないプラモデルオークションに出しておこっと♪


  



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― 新着の感想 ―
[一言] うーむ、旧キットのアレっぷりを一番率直に言うなら、可動域……動きの少なさが良いとおもうのだが。 会話中のヒートロッドや、遠回しな装甲に言及じゃなくて。 それと、そんな(思い通りのポージング…
[一言] 明るい青⇔暗い青のグラデーションは綺麗ですよね。
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