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7話 我が家に乳母がやってきたんだが

7話目です、10話までは毎日もしくは2日で行こうと思います。10話以降についてはまた報告します。

*9/30改正。


 前世の記憶を持ちながら産まれてから20日、合っているかどうかは分からないが母親の名前と部屋にいるメイドさんの名前が分かった。

 母親の名前がマリン、メイドさんの名前はイリスだと思う。俺がアインだから母親の苗字もアインだと思うが、イリスの苗字は何だろうか? 貴族だからないという可能性もあるが。


 父親の名前については……まだ分かっていない。仕事で忙しいのか部屋にあまり姿を現さないのだ。偶には来るがその間に何言っているか分からない言語のうち正確に名前を聞き分けるのは大変だ。

 母親やメイドさんの名前を知ることに苦労したからな。


 ただ父親の姿を見ることは出来た。少し濃い茶髪で髪型がショート、目の色が銀色という感じだった。そして父親は中々のイケメンであり、体格は筋肉が盛り上がっているのではなく、無駄な筋肉がない印象を受けたな。脂肪などは必要な分だけ付いていて、決して太ってなどいない。

 父親がイケメンで母親が美人なのだから俺がイケメンではなかったら遺伝を疑ってしまうな。


 後、兄達の名前も今の所知らない。背が高い男の子は毎日来るけど背の低い男の子はあれから来ていないからな。

 背の高い男の子は時折絵本などを読んでくれる。何を言っているのか分からないが頑張って読んでいる姿は兄らしさがある。それ以外にも俺が興味を持ちそうな事をしたりなど色々してくれる。偶に……ではなくよく変なところで失敗してメイドさんや母親に怒られているけどね。それでも色々としてくれるので子供想いなんだと思う。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー 


 朝方、探知魔法を使っていたらいつもよりメイドさん――――部屋にいるイリスとは別の人だ。――――が廊下を通る回数が多いような気がする。

 これはだれか来るパターンか? 他の貴族とかなのか? まあ今の俺には関係ないか。


 ガチャ


「イリス―――――――。―――――――――――――――」

「――。―――――――――」


 部屋を入ってきたのは母親だ。そういえばなぜか母親だけには探知は引っ掛からない。一体どうやって探知をかいくぐっているのだろうか。

 母親はイリスに何やら言って、イリスと共に部屋に出ていった。

 母親がイリスを呼ぶとは珍しい。今まで他のメイドさんに呼ばれたりなどはあったが母親と共に部屋を出たことはなかったはずだ。この後に絶対何かあるな。俺関連じゃなければいいのだが……。


 ん? また近づいてきたな。母親は探知に引っ掛かるらないので分からないがイリスはすぐに分かる。今まで何回も練習目的で探知をしていたのでイリスの魔素を覚えた。これは2日前に分かったことだが人によって魔素の種類、量が違うみたいだ。おかげで誰か分かりやすくていいな。


 話しが逸れてしまったがイリス以外にも1人こちらに来ており、その人は背の低い人を抱えている。大きさからして赤ちゃんかな? それにしては魔素の量が多いような……。

 

 ガチャ


「――――、――――――――――」

「―――――――――――――――」


 そんなことを考えているうちに入ってきたみたいだ。ノックが欲しい所だが……赤ちゃんにしても無駄か。とりあえず探知をやめて五感強化に切り替えよう。できることなら両方を使いたいところであるがMP消費がきつくなってしまう。

 

 視線をドアの方に向けると初めて外出た時に会った20歳程の女性だった。髪色と緑色をしたラフなワンピースがとても美しくて似合っている。

 そして20歳程の女性はあの白髪の赤ちゃんを抱えている。これは……遊びに来たのかな? 

 ずっと寝転がっているだけなので非常にありがたいことだが。

 

「―――――――――。マリンー、―――――――――――――――――?」

「――。―――――――――」


 何言ってるかは分からないが20歳程の女性がこちらに来て、隣に白髪の赤ちゃんを置いた。

 そのまま離れていくのかなと思っていると俺の体を持ち、抱き上げた。

 そして服を胸が出るように脱ぎ、20歳程の女性の胸を俺の口に押し付けてきた。ってええ!? いきなりどうしたんだ!? 何でこんな事を……!?


 少し冷静になろう……胸を押し付けてくるという事は飲めという事だよな。そんなことするという事は……あ、これいわゆる乳母というものだ! 貴族である母親が付きっ切りで乳を飲ませることはないよな。……いや、そんな人もいるかもしれないが。

 じゃあ飲まないとな。こういう事をするのは乳母にとっての仕事だ。俺が乳を飲まないと仕事にならないからな。だから問題なし。……母親以外の乳を飲むのは少し恥ずかしい気もするが。

 

 ……ケプ、満腹になった。母親の乳よりも少し薄い気がしたな。人によって違うんだな。

 

「―――、―――――――――――」

「――――――――マリンー」

「――。―――――――――」


 20歳程の女性は服を戻しながら母親と話し、2人とも部屋を出ていった。

 白髪の赤ちゃんがまだここにいるんだが……。一応イリスがいるようなので何かあっても大丈夫ではあるが。


 まあ何かあれば来てくれると思うのでとりあえず白髪の赤ちゃんを見ていようか。

 以前会った時は寝返りができていたので、俺より産まれる時期が早かったのだろうがまだ赤ちゃんだ。白髪もまだあまり伸びてない。そういえばまだ目の色を言っていなかったな。目の色はかなり明るい赤みたいだ。

 これは……アルビノでいいのか? それとも素でこうなのか? 後々分かるだろうけどこれは気になるな。

 そして赤ちゃんの顔がとても可愛らしい! そして20歳頃の女性が親だ、絶対に将来、美人になるな。

 そういえばさっきからこっちをずっと見ているような気がするな。ずっと見ているからかな?

 

「あ~?」


 か、可愛いいいいいいいいいいいいいいい! 少し首をコテンッってしながら言うとか反則的に可愛過ぎるんだが!

 そしてにぱーってなる笑顔が素晴らしい! こんなの惚れてしまう! まだどっちも赤ちゃんだけどさ! 


「あうー」


 次は手を掴んで来てにぎにぎしているんだが! もう可愛い! 頬ずりしたい! お持ち帰りしたい! いや、既に家だったわ! まだ頬ずりはできないからこっちからもにぎにぎしちゃおうか!

 

「あー」


 にぎにぎしてみるとそれに反応したのか声を出してくれる。なんか嬉しそうだな。こちらからも話してみようか。何言ってるかはお互い分からないだろうけど。


「ああー」

「あうー!」

「あい」 

「ああう~」

「あう」

……………

………


ーーーーーーーーーーーーーーーー


 しばらく喋りあったり、手をにぎにぎしたりして遊んでいるとどうやら白髪の赤ちゃんがおねむになったようだ。

 寝ている姿もとても可愛らしいな。健康に育っていって欲しいな。

 喋り過ぎたのか俺も眠くなってきたから寝ようかな? 手を握ったままだけどこのままの状態で寝てしまうか。


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