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32話 初心者用が終わったんだが

32話です! ようやくキャラ安定してきたかな……? 後で30、31話もなおします。*一応直し終わりました。まだおかしかったら言って欲しいです。

 ……ようやくだ、ようやく初心者用の魔法を全て無詠唱でできるようになった! 鑑定の無詠唱のやり方が本当に分からなかったから苦労したよ……。自分で練習していたからステータス変化の魔法のレベルが3になったよ……。そして無魔法のレベルも4になった。何百回もやったからなあ……。前世でこういった努力はあまり報われていなかったからこうやって努力が報われると本当に嬉しいなあ。

 次は中級者用の魔法だな。執務室にあるから早速持ってくるか。初心者用はちゃんと戻しておこう。

 執務室に向かうことをイリスに行って、執務室に向かって、ノックする。


「……カイか?」


 何で分かるかな? 今日執務室に行くことを言ってないぞ。


「カイです。」

「入ってきなさい。」


 ドアを開けて、既に定位置となりつつある机から2m前の所で立つ。


「それで今度はどうしたんだ?」


 俺は初心者用の本を机の上に置いた。


「ようやく初心者用の本の魔法ができるようになったので次は中級者用の本を読もうかなと思って。」

「……もう終わったのか。……あい、分かった。すぐ出そう。」


 父親は頭に手を当てて少しした後、初心者用の本を持ち、壁側にある本棚まで行き、初心者用の本を戻してから一冊の本を手に取った。


「これが中級者用だな。初心者用より魔法の数が多いはずだから早々早く終わることはないとは思うが……5歳になるよりも早く終わってしまった場合、上級者用は5歳になるまで待ちなさい。」

 

 5歳までにできるとは限らないができるなら早いところ上級者用やりたいよな。


「家に上級者用がないのは知っているけど、お金が足りないから? なら俺がいままで保管した魔石を使って買っても構わないよ?」

「いや、金は足りるのだ。ただ上級者用までやり始めるとカイが王都に行く時に魔法を使わないかもしれないが手加減を間違えるかもしれないからな。中級者用の魔法までは何とか誤魔化せるが上級者用の魔法だと流石に誤魔化せないんだ。」

「……上級者用の魔法を使う機会がないとは思うけど……隠すよりは最初から使えないという方が色々と安全か……。」


 王都行く際に転生者ということがばれるかもしれないというのに上級者用の魔法が使えるとどこからか言われたら周りから何かしらされるだろうな。中級者用だとまだ天才レベルで終われるのかな? それはそれで問題ではあるが王都で使わなければいいだけか。まあ3~4歳になれば剣などの近接も練習し始めるから魔法と近接を両立できるように練習すればいいかな。


「ああ、そうだ。どこから漏れるか分かったものでないからな。上級者用が使えないからと言っても十分気をつけろんだぞ?」

「ええ、それは勿論ですよ。5歳で死にたくないですし。」


 父親がかなり真剣に頼み込んでる。まあ俺としてもせめて60歳は生きたいから気を付けないとな。


「それではそろそろ戻りますね。」

「ああ、何か言うことがなくても来ていいからな?」

「はい。」


 もしかして……寂しいのか? 一週間に一度は来ることにするか。



ーーーーーーーーーーーーーーーー

補足?


 一般の貴族では早くても3歳くらいから魔法の訓練が始まり、初級者用を2~4年かけて覚えて、5歳のパーティでは初級の魔法ができたら優秀レベルです。

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