25話 説得をしたんだが
25話です! ストックが切れそうになったりしましたがまだ毎日投稿できそうです。ストックを切らさずにずっと毎日投稿してる人は凄いと思います。
スライムを殺してから次の日……にしたかったがシンディが来たので遊んでいたから3日後、スライムを飼っていいかどうか父親に聞きに行くためにイリスと共に執務室に向かって、ノックする。
「誰だ?」
「カイです。」
「入ってきなさい。」
ドアを開ける。そして前回着た時と同じ位置まで歩く。
「ここに来たのは10日くらい前か? 今日はどうしたんだ?」
「一つゆ、許しをもらいに来ました。」
「……もしかしてまた魔物に関することか?」
「はい。スライムを飼いたいのです。」
「スライム? どうしてだ? マリンからスライムを殺したことは聞いたが、スライムの恐ろしさ知っていると思うのだが。」
「恐ろしさは理解しちぇ、ているつもりです。ですがスライムを飼いたいのです。理由はスライムが好きだから……という理由え、ではいけませんか?」
「いかんな。もっと正当な理由がない限り駄目だ。軽い気持ちで魔物を飼うと大抵酷い目に合う。テイムというスキルを取り、絶対服従にするなら許可を出してもいいと考えている。なみに俺はテイムの習得方法は知らないからな? とにかく好きという理由で飼うだけでは許可できないな。」
ただ飼うだけでは駄目か……。まあそりゃあそうだよな。過去に魔物が原因で滅んだ村や町は沢山ある。村を統治する者として魔物を好きという理由だけで飼うのは許してくれないか。
だがテイムならいいのか。どうやって習得したらいいか分からないので後で母親かイリスに聞いてみよう。
「では、テイムというスキルを取るようい、にします。」
「ああ、そうしてくれ。後飼うとしたらちゃんと責任を持てよ?」
「はい。分かりました。」
俺は執務室から出て部屋に戻る。
「イリス、テイムのちゅ、習得方法は分かるか?」
「申し訳ありません。分かりかねます。ですがマリン様でしたら分かるかもしれません。」
「そうか……。では帰ってきたら教えてくれ。」
「かしこまりました。」
母親だったら分かるかもしれないのか。たしか今は魔物狩りをするために森にいるはずだよな。戻ってくるまで魔法の練習しながら待っているか。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
母親が帰ってきたのは2時間後であった。疲れているとは思うから少し待ち、それからイリスに母親がどこにいるかを聞いたらどうやらリビングでティータイムらしい。
早速習得方法を聞きに行くためにリビングへ向かい、ノックをしてから入る。前にノックせずに入ったら怒られたのでノックを忘れずにやるようにしている。
「あら、カイ。どうしたの?」
「一つ聞きたいお、ことがあるのだけれど、いいかな?」
「ええ、いいわよ。何でも聞きなさい。」
「テイムのスキルってどうすえ、れば手に入るの?」
「スライムを飼うための条件かしら?」
「……はい。」
「テイムのスキルねえ……冒険者やっていた時に聞いた話になるけれど、餌を与えたり、魔物が好きそうなことをしてあげてみたり、とある魔物を卵から育てて心を通わせたりなど人によって色々あるわね。」
なるほど……要は魔物とコミュニケーションを取ればいいのかな? それくらいならできそうだな。
「みんなど、どれくらいで取ったの?」
「みんなだいたい半年くらいは掛かったらしいわよ? 少し時間が掛かってしまうけれど魔物を仲間にすれば良い点が多いからやる人が多いわね。でも魔物の食事代や武器、防具などで費用が掛かるらしいからお金という点ではあまり良くないわね。」
半年も掛かるのか……。地道にやっていくしかないな。でもスライムを飼ってみたいから頑張らなくては。
「飼いたいのなら頑張りなさい。応援しているから。」
「はい。」
次に外行く時に挑戦してみますか。




