19話 魔法についてなんだが
19話です! 説明回になります。まあテンプレだなと思ってくれればいいと思います。
5/28改正。
シンディが来ない日に魔法の本を読んで一カ月経った。シンディは3日に2日くらいは来るので読んでいた日数は10日だけだ。その10日でもイリスや母親に分からない単語の意味を聞いたりしながら読んでいたのでかなり時間がかかってしまった。だが頑張っただけの成果があった。
まず魔法には属性魔法、精霊魔法、禁忌魔法と色々な魔法があるらしい、まず属性魔法はどうやら自身が持っている魔素を媒体として使用し、詠唱を唱えるすることでイメージを構築。そして、魔法名を言うことで発動するそうだ。精霊魔法は自身が持っている魔素を媒体として精霊を通じて魔法を行使するらしい。禁忌魔法については一切書いてなかった。
ちなみに魔素とは万物に存在しているらしく、物や大気によって魔素の量が変わるそうだ。生き物の場合は魔法を使い続けることによりMPが増えるそうだ。まあ元が多い生き物もいるようだが。
後、魔素には属性があるらしく、火、風、水、土、光、闇、無というように分かれていて、その属性の魔素がないと魔法が発動しないそうだ。ちなみに母親から聞いた話になるのだが、過去に別の属性を無理矢理入れた人がいるらしく、その人は肉体にダメージが入り、最終的に肉体がぐちゃぐちゃになったそうだ。聞いてなかったらやっていたかもしれない。危ない危ない。
話は戻すが、属性魔法は人によって属性数が変わるそうだ。そもそも属性を持っているゼロ、一つの属性を持っているシングル、二つの属性を持っているダブル、三つの属性を持っているトリプルというそうだ。ということはダブルと転生者の恩恵でトリプルになっている俺はかなりいい方じゃないのかな? 王都行く時にステータス変更で属性を変えてシングルにしておくべきか……? まあその時考えるとすればいいな。属性魔法は階級があるらしく、初級、中級、上級、戦術級、災害級、神級となっているようだ。威力については書いていなかったが、だいたいの魔術師は中級を使い、母親でも戦術級らしい。災害級を使えるようになると国が囲むレベルらしく、神級は使える人は今のところいないらしい。
魔法の規模などはレベルが関係するそうだ。レベルが高いほど威力や魔法の大きさが大きくなるそうだ。例えば有り得ない事ではあるが、lv1で上級を使えば、初級より少し威力が高くなる程度にしかならないらしい。逆にlv20で下級を本気で打つと上級レベルになるそうだ。
俺が使う範囲での魔法は初心者用だと初級の詠唱しか載っていなかった。風で使えそうなものはウィンドボール、ソフトウィンド、水はウォーターボール、バブル、無は探知、鑑定が使えそうであった。ボール系は攻撃、ソフトウィンドはほんの少しだけ風が出る程度、バブルは泡が出る程度だな。探知は自分でできたものとあまり変わらなかった。鑑定は今のところ名前、種族、性別が分かる程度だ。今は詠唱で発動しているので無詠唱を目指したいところだ。他にも色んな魔法があったが今はこのくらいでいいだろう。流石に全部は辛い。
今のところはこのくらいだな。少し……いや、かなりどうでもいい話もあったが魔法を覚える点では十分だろう。
現地点で先程上げた魔法すべて覚えることができた鑑定以外はイメージがしやすく簡単にできた。まあまだ下級だからね。だけど鑑定は苦戦した。母親に相談したら少しやり方を間違えていたようだ。今はなんとかできているからいいんだけどね。
中級者用は下級の魔法すべて無詠唱でできるようになるまでは見ない予定だ。それに他の魔法も覚えていきたいから時間がかなりかかるだろうな。まあ頑張っていくさ。




