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親友と異世界転生  作者: おしゃか
5/6

兄テストの場合

読んでくれてありがとう!

俺の名はクラウディ・テスト。

3歳です。

女神に強靭な肉体を授かり古き友を探すために鍛える日々を送ってる。

と、いってもそれを思い出したのもつい先日で3歳になったその日に思い出したのだ。


ここで俺の弟、双子のクラウディ・ダーティの話をしたい。

俺は転生者でチート持ちだ。

いや、チート持ちだと思っていた。


あれは記憶を取り戻して三日目だった。

俺はこの新たな身体になれるために屋敷を走り回っていた。

もちろんだれにもばれないために音もなくこっそりと素早く。

それは3歳とは思えない力だった。

そう思っていた。


その日も訓練と言う名の徘徊をしていた。

今日は弟のダーティの部屋の扉を開けた。

かわいい弟はまだ3歳だけあって積み木遊びに夢中のようだ。


後ろからこっそり驚かそうと音もなく忍び寄ったとき、驚かされたのは俺だった。


ダーティは魔法の才能があるらしく、魔法のなかでも初歩中の初歩ではあるが魔力操作ができるらしい。

少し遊んでやろうと思い、簡単な勝負をした。

子守り気分でやった勝負であったのにこれが俺に衝撃を与えた。

一分くらいわざとからぶって最後に当てて兄の威厳を見せようとしたのだが


当たらない!

なんだ!

速すぎる!

魔法がこれほどまでに驚異とは、俺の身体能力は魔法の前では霞む気持ちになった。

たかが子供の魔法でこれなのだ。

あいつは魔力チートを授かってるんだからこれ以上だと考えると恐ろしい気分になった。

チートに怠けているとあいつに笑われてしまう。

まだこの身体になれていないとは言え相手は3歳のこども。

ダーティには悪いが俺の修行に付き合ってもらうとしよう。



くそっ。俺も魔法チートにしとけばよかった!

まさか子供の魔法に苦戦するとは


俺、クラウディ・テストは思う。

チート身体に勝る異世界魔法を恐ろしく思う

二人は転生者であることを隠している為に気づいていません。

互いにチートスペックであるのに相手を一般人と思って切磋琢磨します

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