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schoolRPG  作者: 理科's
6/12

5、ダンジョン

かきあげーーー••••••お読みください。

風介が二度寝から覚めると、それに気づいた灯が声をかけてきた。

灯「おはようございます、風介さん」

風介「おう、灯。今何時?」

灯「えーと、午後1時です」

少し苦笑いしながら灯は言った。当然のことながら、昼食の時間はとっくに過ぎている。

風介「やっちまったーーーーーーー!!」

風介は叫ぶとまた倒れ、三度寝に入りかけたそのときだった。灯のパーティーメンバー、前田麗香が部屋に入ってきた。

麗香「灯さん、大変です!」

彼女の話すところによると、学校の校舎に女子生徒2名が入ったが、「すぐ出てくる」といった割に、2時間たっても出てこない。

そこで、麗香と他3名で中を確認したところ、中を見た限り、二人の姿が見えないどころか、中は洞窟のようになっていた。二人を探しに行きたいが危険性が高い。なので灯に指示を仰ぎに来たのだ。灯は少し考えた後、風介の方を向いて言った。

灯「風介さん、二人を助けに行ってくれませんか?」

風介「え?」

灯によると、戦闘経験者がいるのは風介のパーティーと、灯のパーティーだけらしくそれも灯だけだそうだ。中にはゴブリンが大量にいたという。もちろんそこに2人の姿はなく、灯に指示をだしてもらうために来た、との事らしい。灯は少し考えたのち、風介の方を向き口を開いた。

灯「風介さん、あなたのパーティーに行ってもらいたいのですが•••どうでしょう?」

風介「•••は?どーゆーこと?」

灯「要するに2人を救助に行ってください。できれば僕が行きたいのですが、生憎、大量のゴブリンを抑えるのは最低2人の経験者がいないと無理だと思います」

風介は少し考えた。ここで行く、と言った場合、もの凄い厄介なことになる。ただ、行かないと他の人が行くことになって面倒くさいことにも成り得る。風介は少し考えた結果、しぶしぶ行くことになった。しぶしぶ。


風介「まあ、そうゆーわけだからよろしくー」

パーティーメンバーに話をした風介はさて、一仕事終えたとばかりに席に座った、がそれで済むわけもなく、それに対するメンバーの反応は様々だった。

康太「いいね!よし、やってやろーじゃねーか!?」

幸村「まて、その前にやるべきことがあるだろう?コンビネーションの確認だったり、動きの確認だったり」

と、経験者2人がノリノリなのに対し、

明「まってよ、まだ戦ったことがないのが半分もいるのよ?ちょっとまだ無理じゃないかな?」

海斗「•••まずは灯たちが行ってみるべき•••パーティーとはそういうもの」

と、慎重な意見の2人。そんな中、純は

純「えっと•••まずは私たちのお互いの武器を知ったうえで決めたほうがいいんじゃないでしょうか?」

風介「採用。俺はナイフ、短剣だ」

純近衛隊長(自称)、風介がすぐさま賛成して武器を明かすと、

明「だね、私はハンマーだよ」

風介&康太「(ハンマー•••!!)」

康太「お、俺は大剣だ」

幸村「長槍だ」

海斗「•••杖」

純「えっ」

風介「どうした?」

純「私も杖なんですけど•••」

風介「あー大丈夫。よくあること(だと思う)から」

康太「••今微かに付け足さなかった?」

純「そうなんですか、ありがとうございます」

そして武器紹介が終わると風介は言った。

風介「えっと、じゃあもう一度聞くけど、行くことに賛成する人は手あげて」

あげたのは康太、幸村、純と明、海斗、風介。要するに全員だった。


純「暗くてなんか不気味ですね」

康太「ああ、なんかヤな感じだ」

あれからすぐに灯に行くことを伝えると、現場に向かった。校舎の中はRPGでいうところの迷宮、ダンジョンだった。

海斗「•••!風介、右」

とっさに右を向くと2,3mのところにゴブリンがいた。風介はウィンドゥを開くとスキルを発動した。

風介「『風速』」

すると、瞬時に風介の輪郭がぶれるとそのゴブリンの向こうに立っていた。

ふうううううううううううううう、おわったーーーーー

風介「遅ぇよ!」

理科´s「そうはいってもー、学生だしー?一昨日、昨日って京都に駅伝の応援にいってたからー」

風介「だからー、だっt」

理科´s「次回、5.5、メリーくりすます。よろしく」

風介「俺の話を聞けええええええええええ!」

(次回の投稿は2012、12、25、0時になります)

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