9、次の階層
また、up遅れた•••。次は頑張る。
ソスキアを倒した5日後、灯は突然、風介を呼び出した。
灯「度々すいません、風介さん」
そう言う灯は浮かない顔をして言った。
風介「いいって。で、何かあったのか?」
風介が聞くと、灯はどこかのRPGの貴族のように話し出した。
灯「最近、校庭のNPCが変なことを言っていました。例えば、
校庭人A「迷宮14階には<名刀•斬鬼>が眠っている」
校庭人B「迷宮の4階には<ソード•クライジア>という剣があって、その剣は使う人をおかしくしちゃうらしいわよ」
•••など、あの迷宮が何階もあるように言っていました。そこで、僕たちが確認に行ったところ、たしかに、次の階層へ続く階段がありました。そこで、本当に申し訳ないのですが•••」
風介は今までに感じたことのない悪寒が駆け巡るのを感じた。
灯「風介さんたちに、<閃光組>をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」
風介「<閃光組>!?なにそれ怖い」
灯「あっ、すいません、<閃光組>というのは僕が勝手に言っている名前で、大したことではないのですが、元の世界に戻る光、そこから<閃光組>と言っていたのです」
元の世界に戻る光、意味が分からず、風介が呆然としていると、灯が辺りを見回し、風介の耳元で囁いた。
灯「•••校庭の長老にダメもとで元の世界に戻れないか聞いたところ、
長老「元の世界?うーむ、興味深いがわしらにとっては此処が元の世界じゃからのう。だが、迷宮の最上階、100階に居るという、<フェニックス•インフェニティ>ならば、知っておるだろう」
と、呟いたそうです」
風介「•••相談してくる。俺一人じゃ決められない」
そうして、風介が皆に話したが、「元の世界に~」のくだりで快諾した。そうして、風介たちは晴れて<閃光組>、「ファントム」となったのであった。
灯「それでは、お願いします。道中、お気をつけてください」
風介たちは、他のクラスメイトと別れを告げ、灯たちと共に迷宮入り。そして、二階に続く階段前で別れ、二階に向かった。
~階段の会話~
風介は康太に、階段を登りながら聞いた。
風介「おい、•••後悔してないか?」
康太「なんだ?お前はしてるのか?」
風介「いや•••」
明「じゃ、いーじゃん」
いつのまにか左を歩く明が応えた。
海斗「•••激しく同意(笑)」
離れを歩くマリンが応えた。
純「わっ私もいいと思います!!」
後ろを歩く純が応えた。
幸村「当然、後悔などない。後悔は人の歩みを止めるからな」
前の方を歩く幸村が応えた。
康太「あのな、フウ、お前はリーダーだ。親方だ。子分は親方に従い、親方は子分を信じ、また子分も親方を信じ•••。そうしてパーティーは作られているんだ。俺たちはお前を信じてる。お前はどうだ?フウ」
右を歩く康太が、応えた。
風介「•••!勿論、信じるぜ!•••つーか、結構ハズいな、この会話ww」
康太「これも冒険の楽しみだろ?•••出口、見えてきたぜ」
皆、各々の武器を手に持ち、握り締めた。
風介は深呼吸し、言った。
風介「いくぞ!」
ファントム「「「「「オーー!」」」」」
こーゆー訳で、第一期、終了です。次回から、書き方変えるかも。




