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schoolRPG  作者: 理科's
10/12

8、休日 女子side

終わり方がわからなかった。反省している。

明、純side


ここは校庭shopの一つ、「ジョージア」、結構名の知られる楽器店で、明と純はそこに来ていた。

明「レッツショッピーーング!!行こ!純!」

純「ち、ちょっと待ってよ明ちゃん~」

明に引っ張られる形で純がついていく。多くのギターやベース、ドラムを通り過ぎたとき、明が突然

明「ねえ、純、<UFOキャッチャー>、得意だったよね?」

純は何故、明がその話をしたのか、疑問に思ったが、とりあえず頷いた純、実は500円で取れないものはないという、UFOキャッチャーのアマチュアなのだ。そこで純が頷いたのをみると、

明「じゃ、これ取って!」

そうゆ指差した先にあるのは、不自然に置いてあるUFOキャッチャーの景品、お菓子の袋のようで、表には踊るようなフォントで{スキル習得に最適!栄養効率的摂取薬、マイケル•ポップコーン!}と書いてあり、怪しく思いつつ、明に500円玉を渡された。チャンスは6回。純は静かに横ボタンを押した。


純「うーん•••」

3回が終了したが、アームの力が弱いのか、いまだに動いていない。

明「がんばれー!純~!!」

明の応援を右から左に受け流しつつ、作戦を練る。機体の中はひな壇のようになっており、3段の内、2段目に物が置いてある。

純「(アームの力は弱い•••なら)•••よし!」

純は一声、気合いを入れると横ボタンを押した。そして、物の正面にアームを配置すると、3段目に寄りかかっている上側を持ち上げるようにアームを配置。ところがー。

明「ああっ!?惜っしいー」

微かに持ち上がったが、反対側に倒すには至らなかった。次の一手を考えている純に、明が近寄ると、立てかけてあった棒を引っ掛けて倒してしまった。

明「おっとーー?」

店員が慌てて近寄ってくる、その光景を見て、純は何か思いついたように機体を確認、慎重にボタンを操作するも失敗したのか顔を歪めた。最後の一回、躊躇なくボタンを押した。アームは手前にでている下を掴んだ。僅か1cmほどしか浮かばなかったが、支えているへりを乗り越え、滑る形でGETボックスへとはいった。

明「おおーー!!凄い!純、やったね!」嬉しそうにマイケル•ポップコーンを取り出した明は、来たときと同じように純の手をひいて店を出た。ベンチに座って2人でポップコーンをほおばる。味は、バターしょうゆ味だった。

2人が食べ終わると、顔を見合わせてから、ウィンドウを開く。すると、軽快な音がして、{スキルが追加されました}と文字が並んだ。

風介「終わり方、中途半端で気持ち悪い」

理科's「ほっとけ!!」

次回、9、次の階層、出来れば見てくれると嬉しいです!!

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