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宣言

は?戦争?


「攻撃してきたのは…アメリカ連合軍と見受けられます。目的は…おそらく皆様でしょう…」


NEOの力を軍事利用すれば、間違いなく脅威になる…その前に潰そうとでもいうのか…?


この世界は…どこまで俺たちを苦しませば気が済むんだ…!


この状況で、総理がわざわざ俺たちを呼び出して話すようなことなんて…わかりきっている。


ふざけんな…!


「我が国の自衛隊のみでは…到底連合軍には太刀打ちしかねます…」


「このままでは…国を守ることが出来ない…国民や、皆様の安全も保障しかねます…」


「民間人である皆様にこのような依頼をするなど…非常に申し訳ない気持ちですし…心苦しく思います…」


「しかし…我々にはもう手がありません…どうか、皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか…お願い致します」


総理は、申し訳なさそうな顔で、顔を下げてきた。


場が一気にざわつき始める中、俺が口を開いた。


「取り繕うな、気持ち悪い」


視線が一気に俺に集まった。


「お前らはどうせ、俺たちのことは人間とも思ってないんだろ」


「俺たちのためを思うようなことをいっても、実際はいつでも殺す用意はできてるし、都合が悪くなったら利用するつもりだ。違うか?」


「確かに、ここ数年で発現者の平均的なNEOの出力はかなり上がっている。だがな、俺たちはまともな軍事訓練も受けてない、ただの一般人だ。超能力者をかき集めたところで、勝機が掴めるはずがない」


「お前らはただ、俺たちを弾除けにして、死んでいくうちに自分たちだけ逃げて生き延びる魂胆なんじゃないのか?」


総理は汗を流し、慌て始めた。


「いや、その…」


「確かに…」「言われてみれば…!」「そうだ!」「俺たちをなんだと思ってんだ!」「そもそも俺たちがこうなったのも全部お前らのせいだろ!!」「弟を返せ!!!」


「自分たちだけ助かる時間も稼いで、邪魔な俺たちも消せる…一石二鳥だな。結局、お前らもあいつらと同じ、ただのクズだ」


「そうだ!恥ずかしくもないのか!!」「俺たちのためを思うってんならお前が弾除けになりやがれ!!」


「わ、私に…どうしろよいうんだ…!」


総理は、もう涙目になり、立っていることすら困難に見えた。


「まあ、いいだろ、望み通り、戦ってやるよ。ただし、行くのは俺だけだ。俺一人で十分だ」


「はるくん…!」


「…大丈夫だ。ことなは…ことなだけは…必ず守るから」


「勘違いするな、俺が戦うのは、お前らのためじゃない。俺の大切なものは自分の手で守るためだ」


「もし、俺以外を戦場に出そうもんなら…お前らから潰す」


「?!」


「今すぐ行く、案内しろ」


「は、はいっ!」



ー「ああっ、」


晴磨がその場を立ち去ると共に、総理は腰を抜かし倒れてしまった。


「総理!」「大丈夫ですか?!」


「はるくん…」

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