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桃鉄との出会い

何とも言えない運命の皮肉と、先輩の予測不能な行動に私は常に振り回されている。人生とは一体何なのか、それを真剣に考えさせられる出来事が連続して起こる中、今回の桃鉄騒動は、特筆すべき驚愕の一ページとして私の記憶に深く刻まれた。


物語の始まりは、なんと言っても先輩のパチンコでの大当たり。その突然の幸運を手にして、何を買うかというと、この時代のゲーム機、Nintendo Switch。この選択自体に驚きを隠せなかったが、その後がさらに驚きだった。購入したSwitchで何をしたいかというと、なんと「昔からやってた桃鉄」とのこと。子供の頃に没頭していたゲームを、大人の先輩がまだ熱望しているとは、ある意味感心するしかない。


その熱意(?)により、私も桃鉄の世界に足を踏み入れることに。

突然の「お前もやるか?」との問いかけに、少し興味を示してみたら「自分、桃鉄ってやったことないんですけど、面白いんですねー」と、適当に流してしまったのが運の尽き。その後、先輩の想像を超える行動には驚かされることに。私が「お金がないから臨時収入があったら考えます」と答えた後、数時間も経たないうちに先輩から電話が。「お前の分の桃鉄も買ってきてやった。取りに来い」と、自らの金で購入。そして、その代金の支払いは後日、という驚きのサービス付き。


この先輩の予測不能な行動には、本当に毎回驚かされる。何を思ってこんなことをしてくれたのか、先輩の心の中は一体どうなっているのか、考えても答えは出ない。ただ、この桃鉄騒動を通して、私の日常には新しいエピソードが加わった。

私の人生において最も熾烈な狂気と混沌の幕開けであった。

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