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0-プロローグ

 この星では宇宙からの侵略者【ヴェルス】によって甚大な被害を受けていた。やつらには現代の兵器が効かず、人類はなす術がなかった。しかし、神は私たちを見捨ててはいなかった。その体を武器に変えふるうことができる【アームズ】が人間から誕生したことにより状況は好転、敗北確実だと思われていた人類は再び戦う手段を手に入れた。だが【アームズ】にも問題があった。それはこの力がいつ発現するかわからないこと、最も成長するのが一番高いのが15歳〜18歳の間であること、武器となった【アームズ】をだれでも使えるというわけではないということだ。【アームズ】は遺伝で起こると考えているものも多くいるが、中には突発的に発現することもある。さらに発現したのがハイハイできるようになる前のものもいれば14歳で発現する者もいる。いずれも15歳までにはあるというのは共通している。次に成長時期だ。【アームズ】の力を得てしてもその力を振るうために大人になるのを待っていては侵略者に対抗できるほどの力まで成長するのは難しい。だからといって子供達を死地に赴かせるのはいかがなものだろうか。さらにこれらの課題を突破しても最後の使用者制限もある。【アームズ】はその強すぎる力ゆえにそれを使う方も制御を求められる。その制御する側を【エクスター】と称している。だがこちらを探すのは【アームズ】よりも困難を極める。【アームズ】は見た目からして力があるのがわかるが、【エクスター】はそうはいかない。見た目はただの人間であるからだ。【アームズ】を手にして初めて適性があるかどうかわかる。星の数ほどいる人間の中からどうやって探せばいいのだろうか。政府はこれらの問題を解決するため、戸籍に【アームズ】であるかそうでないかの登録を義務づけ、さらに国主体の学校を作ることを決定した。ここに多くの【アームズ】を集め、なんらかの理由で戦場にでたい物付きな子供たちを集めることで、管理と育成を行った。この学校で出会い、ともにするものを【バディ】と称し、この【バディ】が【ヴェルス】への対抗手段になるだろう。

こうして今も人類と侵略者の戦いは続いている。そしてまた、この戦場に赴かんとする少年少女がまた、学園の扉を叩く。

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