大阪都構想について色々見ていたら、死にたくなってきた件 1(政治主張は有りません)
これを見る人は多分政治とかに少しは関心が有るんでしょう。
大阪市民もいるかもしれません。
ただ、もし少しでも政治とか選挙というものに関心を抱く切欠になれば幸いです。
大阪都構想、大阪府民や大阪市民以外には馴染みがないかもしれないし、政治とかよく解らんという人でも、これはとっつきやすいんじゃないだろうか。まだ。
関係無い人も多いだろうが、まあ、ちょっと聞いてくれ。
なお、都構想を簡単に説明すると、こんな感じ。
「市がでかすぎて、権限も有るから、府と対立して無駄があるよね。話し合いに時間かかるし。
権限無くして分割したら、責任者一人当たりの住民が減って意見も届きやすくなって住民サービスも良くなるし、対立できなくなるから、無駄が無くなって早く決定できるし、成長できるよねー」
って感じの制度。異論は認める。
で、以前から酷いと思っていたけれど、先日のテレビを見ていて、決定的に死にたくなるような気分になった。
先日ミントという番組での企画で、賛成派、反対派に「それぞれの立場で進めた場合、すでにそれぞれが挙げているコストなど意外にどのようなデメリットが有るか聞いてみる」という企画が有った。
これは、物事には何事も良い面と悪い面が有りますよねという前提に立っている。
要するに、都構想という制度の悪い面を賛成派、大阪市と大阪府が分かれている現状の制度の悪いところを反対派に聞いてみようという事。
なお、都構想賛成派は予めデメリットとして、住所変更と、初期コストと維持コストが提示されていたのでそれ以外で。
反対派は特にデメリットが提示されていなかったと記憶している。(間違ってたらごめん)
で、これが酷い。
個人的に酷かったナンバー1がこちら。
反対派 自民代表 北野議員「大阪が重なる」
大阪が重なる。大阪が重なる。
本人の主張を聞いても意味が解らなかったのでNo1.がこれ。
正直、思考停止した。何を言っているか解らなかった。時が凍った。
ちゃんと理解できているのか自信がないけれど、大阪府と大阪市と名前が重なっているので、大阪氏の物が大阪府に吸い上げられても解りづらい。
って事らしい。
正直よく解らん。俺には説明ができん。
ちなみにこれが最初の解答だった。
続いては賛成派。
維新代表にして大阪市の長 松井市長
「店が混む」
再び、時が凍った・・・・・・・・
まだ、説明されたら意味が分かったけど・・・・・・・・・
ちなみに、大阪が発展して人が多くなったりするので、活発になるので、「店が混み」、住民の利用に差しさわりが出るかもしれない
こんな感じ。
念のため言っておくけれど、これは実話です。実話なんだよ・・・・・・・・
細かい説明は違いが有るかもしれないけれど、これ本当にフリップに書いたから・・・・・・・・・
MCは企画失敗ちゃうん?という始末・・・・・・・・
ちなみに、他二人は「住民が政治参加に一層の力が必要」とか「改革は2025年から」とかこんな感じ。
ちょっとこの二つは細かい文までは自信が無い。
お判りいただけるだろうか。
ほぼ両陣営はこう言ったわけだ。
自分たちの推す制度にデメリット等ありません。と。
賛成派は一応、住所変更と、初期コストと維持コストを上げていたけど。
これが、地域とはいえ、税金で政治活動をしている政治家たちの代表です(政治家は当選して議員になってたら、税金からお金が出る)
いや、特に都構想推進の立場にいる人はこう思う人もいるだろう。
だって、すべてのデメリットを出している、と。
ただ、これはデメリットじゃないか?と意見それぞれ多数来ている訳だ。
それを踏まえると、先ほどの質問、自分たちが考えるほかのデメリットは何ですか?はこう言い換えできないだろうか。
「こういうところがお前の悪いところじゃないかって言われているんだけれど、自分ではどう思う?」
解答
「しいて言うなら~~。(そういった指摘や不安は全く無視した解答)」
こんな感じ。
別にひねらんでも、相手の言い分の中で、自分たちがメリットと考える事もデメリットとして見ている人がいるとか、不安に寄り添えばいい話ではないだろうか。
例えばコストに対しても意見は分かれているのだけれど、その大きな要因の一つが庁舎。
都構想が可決された場合に、新しく15年間建てないことが決まっていて、初期コストには入っていない。
で、反対派は元々建てる前提で進めていたし、永劫建てないものじゃないんだから、初期コストに加えないのは問題の先送りだという事でコストに入れるべきだという立場。
これに対して、賛成派は最初建てないって決まっているんだから、それを持ち出すのはおかしいと反論している。なお、その後はその時の判断によるので、建たないかもしれないし、建つかもしれない。
私が考えるこれを踏まえた賛成派の解答
「追加コストの可能性が有る。」
「初期コストには入っていませんが、反対派の方が言う通り、将来で必要だと思えば新たに庁舎が建つ可能性は有ります。これをデメリットと考える方もいらっしゃるでしょう。ただ、テレワークが生まれたように行政の窓口サービスなどもその時々で変わる可能性が有ります。その時の状況によってコストを払ってもメリットが有ると判断されれば建つでしょう。大事なのは、コストが増えても、それ以上に都構想によって大阪が成長するという事です。」
適当に作ったけれど、まだマシだと私は信じる。
賛成派だと他に人件費とか色々パッと思いつくんだけれど・・・・・・・・
反対派は、俺には難しいけれど強いて言うなら、都構想が二重行政の解消が主目的の一つなので
「決めるのに時間がかかる」
「府と市で話し合って決めるので、どうしてもその分時間がかかります。ただ、その分拙速にならず、慎重な結論や行動が出来ると考えます。また、大阪市が無くなる事やコロナ等で財政シミュレーション通りにいかない可能性を考えると、このデメリットより現状を変えない方がメリットが勝ると考えます」
さて、見比べていただきたい。
例えば、貴方はどっちを採用したいだろうか。
面接に貴方の長所は何ですか?と、では短所は?は定番質問なんだが。
で、面接本には長所は言い換えたら短所で、短所は言い換えたら長所だというアドバイスが有るんだが。
(例 長所 慎重である 短所 考えすぎて決めるのに時間がかかる。)
どう思われるだろうか。各政治家たちの代表の解答
「店が混む」「大阪が重なる。」と、面接に糞ほど落ちまくって、就職に苦労している若造の意見を見比べてどう思うだろうか・・・・・・・・・
アメリカとか見てみると、相手の主張の最中に発言を被せるから討論にならないので、討論会では発言中、相手のマイクが切られたそうだ。世界の大国のトップ争いをしている二人の振る舞いである。
これが政治家という色々な人から支持されることで成れる職業の振る舞いだという現実・・・・・・・
人は滅ぶべくして滅ぶんだな、とふと思った。
こんな人たちより、面接で落とされている俺は振る舞いに問題が有ると判断されているのかと思った。
死にたくなった・・・・・・・・・・・・
2も書いて、そちらのあらすじや後書きにも書いたけれど、死にたくなってきた人は、頑張って生きよう。
出来る事はあるので。
これが原因で死んだとか、マジ止めてください。
と、念のため書いておく。




