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秘密の多い令嬢は幸せになりたい  作者: 完菜
第一章 人生って何が起こるかわからない

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22/106

【22】

 キャスティナは、いつもより早く目が覚めた。天気が気になり、起き上がってカーテンを開ける。良かった今日も、晴れだ‼今日は、忙しくなるぞー。頑張ろう‼キャスティナは、顔を洗いに下の階に降りた。


 身支度を整えて、キッチンに行く。朝食をいつものダイニングで食べて、いざキッチンへ。コックに話しかける。


「おはよう。ダンから聞いてると思うけど、ちょっとキッチン借りるわね」


「おはようございます。お嬢様。クッキーを作ると聞いたので、材料と道具はあっちの作業台に用意しておきましたので。片付けは、流しに置いてくれればこちらでしますので」


「ありがとう。ものすごく助かる。片付けは、出来るだけしていくけど時間が間に合わなかったらお願いしちゃうね」


 キャスティナは、昨日買った材料とラッピング用品を棚から出し、作業台の上に置いた。よし、やるぞ。クッキーを作り始めた。


 何とか出来た。久しぶりに作ったけど、上手く焼けて良かった。これを後はラッピングに包んで完成だ。待った……これ包む前に魔法かけなきゃダメじゃん……一度、トレイに載せて部屋に行こう。急いで、クッキーとラッピングを持って部屋に行く。


 テーブルの上に、クッキーを載せたトレイを置く。クッキーの上に両手をかざす。キャスティナは、呪文を唱えた。


「リラックス!」


 光が立ち上ぼり、クッキーに吸収された。よし、これでこのクッキーを食べるとちょっとホッと出来て元気になるはず。キャスティナは、3枚ずつクッキーを包んでリボンで止めた。ラッピング出来たクッキーをもう一度トレイに載せる。時計を見ると、9時半だった。よし、急いで行けばまだ間に合う。カバンを持って、キッチンに急ぐ。


 キッチンにエーファがいたので、買い物かごを借りる事と散歩に出かける事を告げた。夕方には帰るから、ダンによろしくとエーファにお願いした。






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