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39話 とある休日 4

ご静聴のほどよろしくお願いします。

間違いなどがありましたらご指摘の方お願いします。

「トライドっ!!あれを見ろ、光だっ、光があるぞっ!!!!!」


タケルはさっき見つけた細い道を歩くこと10分、出口と思われる光を眼で確認した。

一時はどうなる事かと思ったがこれで街に帰れる、と思いつつ光のあるところまで走った。

だが、そこは出口ではなく、金銭などの宝石の山だった。光の正体はこれだった。

正直、出口で無いことにガッカリしたがこんな宝石の山を眼にすることが出来たことは嬉しい.....しかし、何かがおかしい。1億ゴールドはくだらない量があると思われるこの山になぜ一体もモンスターがいないのか。普通は護りのモンスターがいてもいいのでは?と俺はそう思った。まぁ、モンスターがいないことにこしたことはないが.....。


しかし、一度にこんなに多くのゴールドを持ち運べるのだろうか.......無理だな。だから、出来るだけ多く持てるだけ持っていこうっ!!!!!


と、俺はゴールドに手を伸ばし触れた。

すると、その瞬間、ドドドドドッと地面が揺れ始めた。


これはマズイっ.....!!!!


そう俺は直感で思った。


「.....トライド.....!!一度下がるぞ!!!!!」


「ハイ」


・・・見事、その直感は的中し、いかにも強そうなゴーレムが50体.....いや、100体以上出現したのだ。

流石にこの量を相手にするのは骨が折れそうなので逃げることにした。ゴーレムの後ろに道が続いていたので、スキル《潜伏》で身を隠し、そこへと向かった。これはゴールドを多く持っていこうとした罰なのだろうか.....俺はそう思った。


だが、悪いこともあれば良いこともある。


ゴーレム達の出現により、新たに宝箱が出現したのだ。当然、スキル《潜伏》のお陰で気づかれずに手に入れることに成功し、その宝箱の中にはなんと《賢者の涙》というこの異世界に2つしかない超激レアアイテムが入っていたのだ。


こんなところで気に入れることが出来るなんて運がいい!まぁ、何故こんな場所にあるのか疑問だけども!


と思っていると..........


『アイテム説明』

このアイテムは持っているだけで全ての状態異常の無効、瞬間再生などといった賢者の加護を受けることが出来るチートアイテムなのです!

しかし、これほどのアイテムを所持する際には当然危険がともなうことになるのです!希少なアイテムなので、これを狙っている冒険者が多くいます。なかには闇商人や裏で動いている危険な人物も狙っています!もしかしたら、殺される.....なんてこともあるでしょう!いや、確実に殺られます!なので、気をつけてください♬ご健闘を祈っています♬頑張ってね♬(てへぺろ


とふざけた説明がタケルの脳内に流れたのだった。

ご視聴ありがとうございました。

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