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お兄ちゃんは私のものなんだから!!  作者: 中崎伊月
こいし編
8/12

第八話 こいしと妹の死

お待たせいたしました!

10~20話分までと言いましたが10話分までは話ができましたので活動を再開させていだたきます!(*^^*)

待ってくださった人、大変お待たせしました!

待ってくださりありがとうございます!(*≧∀≦*)

魔装学園の方も再開させていだたきます!

勝手にしてしまって申し訳ございません(´・ω・`)

これからも頑張りますので末永く読んでください!(*^^*)

岩美の死から翌日のこと。

弘太は学校へ登校していた。

もちろん、あまり浮かない顔をしていた。

そりゃーそうだ。

何もできなかった。

慰めてやることも何もできなかった。

それが弘太を苦しめていた。

授業中も窓の外を見上げているばかり。

ろくに聞かなかった。

こいしの席だけが空いている。

彼女は休んだのだ。

昨日、あんなことがあったばかりだ。

葬式やお通夜などで忙しいがきっとしばらくは学校に来ないだろう。

昼休み。

弘太が昼飯を食べていると琴羽がやってきた。


「あれー? お兄さん。顔色が悪いですよー?」


「琴羽か。ちょっとな」


やはり、琴羽の昼飯は量が大盛だ。

野菜炒めにパスタとご飯など。

流石は琴羽だ。

放課後。

弘太は帰る途中、寄り道をする。

とある場所についた。

そこはアニメイト。

そう、こいしの家であるアニメイトだ。

弘太は妹と一緒によく来るため場所を知っていたのだ。

と言ってもそれは最近の話だ。

中へと入る。


「いっらしゃい! なんだよー。おめぇかよ」


レジに椅子に座って呆れ顔していた男性がいた。


「田山は?」


弘太が問う。


「部屋にいるよ。岩美が亡くなってからずっと籠ったままだ

。何とかしてやりてぇーが何もできねぇーんだ」


男性はそう言いながら煙草をくわえ、火を着ける。


「そうか……」


弘太は悲しそうな顔をする。


「言っとくがな。小僧! お前の名前は一言も言っ

てないがな! 言うとしたらあーん、お父さん大好き! 愛してるー! ………………って何言わせんだよ!!!」


「あんたが勝手に言ってんだろ!!」


何故かボケとツッコミになっていた。


「人ってのは皮肉なものだな。いつ、死ぬかわからない。だから俺たちは必死に生きていくんだ。大切な人のために自分のためにな。いつまでも悲しんではいられない。そいつの分まで生きる。それが俺たち、残された人がしてやることだ。小僧。こいしを頼むぜ」


「えっ? 何で俺なんだよ!?」


「俺たちにはどうしようもできない。お前以外に頼める奴はいねぇー。それに」


男性は立ち上がる。


「葬式とかの準備をしなくてはならないから後はよろしく!」


そう言いながら男性は弘太に近づき肩に手を置きニカッと笑う。


(こいつ、本当に父親かよ!?)


そう思う弘太であった。

弘太は店の奥に入り、こいしの部屋の前に立ち止まる。

ノックして部屋に入る。

夕日が部屋に差し込んでいた。

ベットの上に膝を抱えて踞るこいしがいた。

こいしの瞳には光さえない。

弘太は部屋に入った瞬間、何かを思い出した。

それは小さい頃の思い出。


「………………。俺たち、出会っていたんだな…………」

読んでくださりありがとうございます!(*^^*)

この3ヶ月間、本当に待ってくださりありがとうございます!(*≧∀≦*)

忙しくてなかなか投稿ができない時もありますが続きますので暖かく見守ってください!(*^^*)

後、ゲーム実況者と歌い手やってますのでそちらも視聴お願いします!(*^^*)

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