第七話 こいしと妹
投稿が遅れてすみません!
こいしの話を聞いた後、弘太は家に帰ってきた。
夕方5時頃の帰宅。
自分の部屋に荷物を置き風呂場に向かう。
風呂場のドアを開けると。
裸の藍美がいた。
弘太と愛美は目があった。
「なっ!なっ!」
顔が真っ赤になる藍美。
「おっおっお兄ちゃんのバカぁぁぁぁぁー!!!!!」
側にあった洗濯用籠を愛美は投げつけた。
弘太に直撃する。
「いてっ!」
弘太は後ろに倒れる。
「お兄ちゃんのバカ!! えっち! 変態!!」
そう言って藍美はドアをおもいっきりバタンッと閉めた。
(ついてねぇーな。俺)
そう思う弘太であった。
次の日。
再び岩美と会い、自己紹介を終えた昼休み。
昼飯を食べている弘太の所に岩美がやってきた。
「あのさ、弘太さんにお願いがあって」
「なんだ?」
「お姉ちゃんを幸せにしてやって欲しいんだー」
「いきなり何を言い出すんだよ!」
「なんかね。私、もうすぐ死ぬ気がするんだよねー。なんてね♪ じゃあーね。お姉ちゃんのことよろしく!♪」
岩美は去っていった。
弘太はポカンとしていた。
この後あんな悲劇になるとは誰も思っていなかった。
放課後。
弘太が帰っているととある交差点で人が群がっていた。
弘太は気になり群がっている所に近づいた。
見るとトラックが一台止まっていて一人の少女が倒れていた。
弘太はその光景に驚いた。
少女に弘太は近づく。
「おい! おい! しっかりしろ!」
少女に話しかけるが返事はない。
そうその少女は岩美だった。
「岩美!! しっかりしろよ!!」
返事はない。
その後岩美は病院に運ばれ集中治療室の中へ。
弘太も同行し治療室の前の長椅子に座った。
そこへこいしがやってきた。
走ってきたので息が切れていた。
「石狩くん! 岩美は無事なの?!」
「………。わからない」
一人の医師が治療室から出てきた。
弘太は立ち上がる。
こいしは医師の胸ぐらを掴む。
「先生!! 岩美は?! 岩美は?!」
「…………。我々はやるだけのことはやりました。最善を尽くしました。ですが彼女は………」
医師の口からとんでもないことが出てきた。
「彼女は亡くなりました………」
「……そ……そんな……」
こいしは崩れ落ちた。
床にお尻と手をついた。
そしてこいしの瞳から涙が流れた。
数秒もたたないうちに涙はたくさん流れた。
弘太はただ黙って立っていた。
声をどうかけたらいいかわからないのだ。
その状態が数分続いた。
最後まで読んでくださりありがとうございます!《*≧∀≦》
ここで言わせていただきます。
しばらくここでの活動を休止します。
理由はリアルが忙しいのもありますが今後の話を何話か考えて下書きを書いてからまた活動を再開しようと思います。
しばらくは今後の話を考える時間にあてさせていただきます。
だいたい魔装学園は20話、お兄ちゃんは私のものだから!は10~20まで休止します。
今まで読んでくださりありがとうございます!(*^^*)
また楽しみにしてくださった皆様誠にすみません!
どうかしばらくお待ちください!
よりよい作品にしますので!