第六話 こいしの妹
遅くなりすみません!
投稿は不定期ですのでご了承ください!
今回から各ヒロインたちのルートに入ります
弘太が教室へ入ろうとすると。
「お姉ちゃーーん!♪」
と言いながら一人の女子が抱きついてきた。
当然、弘太はびっくりしている。
「お姉ちゃん、会いたかったよー♪」
「あのー。もしもしー」
「ん?」
女子は気付いた。
そして離れて驚愕する。
「お姉ちゃんが男になった!!?」
「お姉ちゃんじゃねーし!」
弘太がつっこむと教室の中からこいしが出てきた。
「二人とも何しているの?」
「うわぁ! お姉ちゃんが二人!?」
「違うわ!」
弘太とこいしは二人同時につっこんだ。
「この子は私の妹の岩美よ」
「よろしくッス!」
「おー。よろしく。俺は石狩弘太」
自己紹介を済ませた。
「じゃあーね。お姉ちゃん」
岩美は去っていった。
弘太とこいしは席に座る。
弘太はこいしに妹がいるってのは聞いていたが顔を見るのは初めてだ。
次の日。
弘太は岩美と会う。
「よっ!」
「ん?」
岩美は弘太の顔をじーっとみる。
「なんだよ? まじまじと見るなよ。照れるじゃねーか」
「…………あなた………だーれ?」
「へっ?」
弘太は驚く。
岩美は不思議な顔をしている。
これはどういうことだろうか?
次の日、次の日と次の日と弘太は岩美に会った。
それでも岩美は弘太のことを覚えていなかった。
ある金曜日。
弘太は岩美に会った。
「あなたは誰?」
その日も岩美は弘太のことを覚えていなかった。
弘太は岩美と別れて教室に戻った。
「はぁー。どうして覚えていないんだ。俺、そんなに影が薄いのかよー」
弘太が落ち込んでいるとこいしが近づいてきた。
「石狩くん。放課後、屋上に来て。話があるの」
「あっあー。わかった」
放課後。
弘太は屋上に向かった。
扉を開け屋上に出る。
夕陽がさす屋上にこいしがいた。
少し風が吹きこいしの髪を靡かせる。
その場を立っているこいしはかわいいと言えるだろう。
弘太はみとれていた。
「石狩くん。来てくれてありがとう」
こいしは弘太の方に振り向いた。
「話ってなんだ?」
「最近、石狩くんは岩美と毎日会っているたいね」
「まぁーな」
「石狩くん。単刀直入に言うよ。もぅーあの子に関わらないで」
「えっ!? 何で!?」
「あの子ね…………」
こいしは岩美について話した。
弘太は黙って最後まで聞いた。
そしてこいしは去っていった。
弘太の横を横切る時にちょっぴり涙が流れていた。
しばらく弘太はその場にいた。
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