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お兄ちゃんは私のものなんだから!!  作者: 中崎伊月
藍美編
2/12

第二話 藍美と猫

今回は妹藍美のかわいさが出ています。

諸事情により妹の名前を変えました。

愛美も藍美も読み方はあいみなんですけど変えることになりました。

良かったら読んでくださいね♪(*^^*)

ある日の平日。

弘太が学校に行っている時の石狩家。

昼の12時。

藍美は起きる。

ぼーっとしながら自分の部屋から出てリビングに行き椅子に座り机に並べてある朝食を食べる。

藍美にとっては昼飯だ。

食べ終わるとお皿を台所に置いて自分の部屋に戻り漫画を描き始める。

2時間後。

背伸びをして椅子から立ち上がる。

脱衣場の行き服を脱ぐ。

洗濯機の中に入れて私服に着替えた。

ちなみに藍美はブラジャーを着けてない。

弘太からは着けろと言われているがぺちゃぱいなため着けたくないと拒否している。

フード付きのジャージを着てフードをかぶりサングラスをかけて家から出る。

引きこもりの藍美が行く所と言えばわかるだろう。

とある場所についた。

そうゲーセンだ。

中に入る藍美。

藍美が好きなゲームは格ゲー。

夕方の16時。

ゲーセンから出て家に帰る藍美。

数分歩いた所に猫がいた。


(うっ!! 猫!!?)


藍美は固まった。

そう、藍美は猫に左目の傷をつけられたトラウマから猫恐怖症になっていた。


(く……。この道を通らないと帰れない。どうしよー?)


猫は尻尾をぴーんと立ていた。

猫は藍美に一歩近づく。

藍美は一歩後ろへ下がる。

また猫は藍美に一歩近づく。

藍美は一歩後ろへ下がる。


「……こ……こ…来ないでぇぇぇぇぇ!!!!」


藍美は帰り道とは逆方向に走り逃げた。

猫はきょとんとしていた。

数分後。

藍美は立ち止まり息を整えていた。

後ろを向くと猫はいない。


(ふぅー。どうやらまいたみたい。助かった~。)


藍美は気づいた。


(あれ? ここ、どこ?)


必死に逃げたせいで迷子となった。

歩き始める。


「お兄ちゃーん!」


弘太を呼ぶが返事はない。

藍美は歩き回った。

だが知らない道ばかり。

完全に迷子になっていた。

夕方、17時。

藍美は道の端でうずくまり泣いていた。


「……ひっく……ひっく……お兄ちゃーん。お兄ちゃーん。助けてよ。怖いよー」


中学二年生でも藍美は甘えぼうなのだ。

泣きじゃくる藍美。

その時だ。


「藍美? どうした? こんな所で?」


藍美が顔をあげると弘太がいた。


「……お……お兄ちゃぁぁぁぁーん!!!」


藍美は弘太に抱きつく。


「一体どうしたんだよ!?」


「道知らないし猫に会うし迷子になるし怖かったよ!!」


「……そっか。もう大丈夫だ。俺がいるよ」


弘太は藍美の頭を撫でて慰める。


「家へ帰るか」


「うん!」


二人は家に帰るのであった。

やっぱ妹はいいものだね。

読んでくださりありがとうございます!(*^^*)

また次回も読んでください!

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