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お兄ちゃんは私のものなんだから!!  作者: 中崎伊月
琴羽編
12/12

第十二話 琴羽と弘太

大変遅くなり申し訳ございません!!

ある日。

学校の食堂にて弘太は琴羽を見つけた。


「よっ! 琴羽」


「あっ! お兄さん」


「何食べるんだ? って琴羽……」


見ると琴羽は体に包帯と絆創膏があった。


「どうしたんだ!? お前!」


「これですか? ちょっと転んじゃってー」


ちょっと転んだレベルの怪我ではないような気がする弘太であった。

琴羽と別れた弘太は教室の自分の席に座っていた。

窓の外を見ていると校門付近に人だかりがあった。


(何だ? あれ?)


よく見るとバイクに乗った男数人たちがいた。

どう見てもヤクザの人だ。


「美野宮琴羽!! 出てこい!!」


金髪の男が叫ぶ。

弘太は驚く。

琴羽がヤクザの人たちの所に向かって歩いていた。


(あいつ、何やってんだ!?)


弘太は教室を飛び出し校門へ向かった。


「私が美野宮琴羽です!」


琴羽は金髪の男の前に立つ。


「おーそうか。お前かー」


「私に何か用事ですか?」


「お前の親父がよー。借金があるのに逮捕されちまってよー。だから、娘であるお前が借金返してくれないか話をしに来た」


「………いくらですか?」


「1000万じゃい!!」


「1000万!?」


「1000万!?」


「1000万!?」


琴羽に続いて他の生徒が驚く。

そこに弘太が到着した。


「合わせて3000万!?」


ボケる弘太。

弘太は琴羽に近づく。


「無理です! そんな大金払えません!」


「なんじゃと!! 払わんかい! 3000万!!」


「増えてますぜ! 兄貴!」


「さっさと払え!!」


金髪の男は琴羽の右腕を掴もうとした時だ。

何者かに金髪の男は蹴られた。

金髪の男は倒れる。


「うちの生徒に手を出すとは許しません!!」


琴羽の前に桃髪のツインテールの女子生徒が現れた。

読んでくださりありがとうございます!

次回もお楽しみに!(*≧∀≦*)

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