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昭和なお正月であけましておめでとうございます  作者: 佳尾るるる


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第4話 パンケーキとヘアコーデと写真撮影 そして何やらありそうな気配と・・・・

 美容院から戻る途中、50年ぶりにさーやくんと再会。隣にいたまーやちゃんを恥ずかしがって紹介しなかったけど、絶対恋人だよ。それとあの薄着はやばい。タイツとかにトラウマがあるんだろうなぁ・・・・


 家に戻って母さんもいないから、2人で遅めで軽めな昼食。甘くないパンケーキとスクランブルハムエッグにしてみた。昨日買った牛乳と卵で液を作って、小麦粉とベーキングパウダーをふるってあわせる、味付けは砂糖控えめ、塩を少し効かせた食事仕様。


 早速液体を注いで混ぜていくけど


「ぐるぐるかき混ぜすぎると、膨らまなくなるからさっくりでいいんだ。」


「かき混ぜちゃいけないって初めて知った」


「膨らませるには酢とかマヨネーズ、ヨーグルトを少し入れるいいよ。パンケーキもおっ◯いも、膨らんでたほうがいいでしょ?」


「もぉぉ葵ちゃんのえっちぃぃ」


なんか茜ちゃん顔赤いんだけど・・・


 パンケーキは混ぜたたすぐ焼かないと駄目。時間が経つと膨らまなくなるので。テフロンのフライパンに丸型を置いて油を敷かずに焼いていく。最後にスクランブルハムエッグを焼いて添えたら出来上がり。


 味付けはパターでもヨーグルトでもメープルシロップでもいい。茜ちゃん


「美味しい。一昨日の川瀧のみたい。それにおかずも合うんだね」


「川瀧のは型無しでまんまるだったけど、ぼくじゃ無理。でも美味しいて言ってくれて嬉しい。パンケーキは味を変えれば食にもなるよ」


「ところで葵ちゃんさぁ、さーやくんなんでまーやちゃんのこと恥ずかしがったのかなぁ?」


「う~~んさーやくん揶揄われてたし、なんか自信がなかったっていうか、初めてだから慣れてないんだよ」


「そうかもね。男の子って結構恥ずかしがるし、それとまーやちゃんも同じだろうから。それと私まーちゃんの事初めて知ったよ。お見舞いとか行ってたのに」


と驚いていた茜ちゃん。そこで


「ぼくらと一緒に遊んで少しずつ慣れてくれたらいいなぁ。焦っちゃいけないよ。それとさーやくんもぼくとおなじになったみたいだから、からかっちゃ駄目だよいいね!」


ぼくのことみたいに女の子とか言うのは駄目と念を押して言っておく。


 食べ終わって片付けて、茜ちゃんはヘアケア用具一式を持ってきて、ヘアコーデ大会になった。ボーイッシュで下ろしたままのセットから、ハーフアップ、リーゼント風味、編み込みや三つ編みのおさげやひとつ結びをやって、写真も撮ってみた。ぼくは大きなストロボや照明を持っているので。


 愛子さんにセットしてもらった状態に戻したタイミングで、父さんと母さんが帰ってきた。そしてぼくを見るなり母さん


「あらっ葵ちゃん可愛らしくなったわねぇ。これで決まりね」


褒めてくれるのは嬉しいけど、最後の一言が気になる。愛子さんの時と同じく・・・


「父さんも母さんも髪切りに行ったんだ。二人ともおしゃれで若々しくていいよ」


「あぁお前らに負けないように母さんと話しておしゃれにしてみたんだ」


ほんっと若々しく見える二人。昔は日曜夕方のアニメの波◯さんと◯ネさんみたいだったのに。


 母さんと茜ちゃんは夕食の準備。ぼくは父さんにさっき撮った写真を見せる、すると


「お前結構室内撮影上手いな」


「一応プロですから。でもさぁぼく女の子にされちゃいそうだよ。美容院の愛子さんも母さんもなんか企んでるみたいで」


「俺は女の子とか言わないけど、今のお前は被写体としては最高だぞ」


「ぼく撮るのは好きだけど、撮られたり、描かれるのは好きじゃないよぉ」


「まぁ上手に撮って、描くのはいいことだよ」


父さんもなのかなぁ?


 一声かかって夕飯タイム。今日はクロムツの刺し身と煮付けと、副菜はほうれん草のおひたしに、高野豆腐とわかめのあっさり煮。ムツは白身なのに脂が乗ってて濃厚な味わいがいい。


「今日ぼく、50年ぶりにさーやくんに会ったんだよ。すっかり元気になってたよかった」


「あらっ会えたのね。あの子も可愛らしくなってまぁ」


「電車乗りに行くって言ってよ。今度一緒に遊びたいなぁ」


「さーやくんはうちに何度も来てるぞ。よかったなぁ会えて。ところでだ。明後日市場に行くんだが。お前らも行くか?」


「私行く」 「ぼくも」


「その前に夜景を見に行かないか?」


「いいねぇ。湾岸沿い?」


「それはお楽しみに」


という父さん。あの辺だと空港もいいし、工場夜景もいい。いずれにしても楽しみだ。それとまーやちゃんのことはしばらく伏せておこう。あの二人に余計な気を使わせないように・・・・


「ところで餅はどうするの?」


「うちはずっとお菓子のホームラン王よ。今年もね」


って母さん。久しぶりだなぁあそこの餅食べるの。二人が居なくなってから餅も雑煮も食べてなかったから。


 支度が進むにつれ徐々に近づくみんなでのお正月。お正月を迎えるのにこんなに気分が高まるのはいつ以来だろう?行事なんて時間の無駄!と切り捨てて元旦から焼きそばとか野菜炒めなんかを食べていたぼく。これからは違う。だけど昔とも違うんだろうなぁ・・・・


 今夜も茜ちゃんと一緒の入浴タイム。いっせーのせっで一緒に脱いで手を繋いで入る。もう隠しもしないで堂々と洗いっこ。茜ちゃん髪の洗い方やケアも教えてくれる。


 今夜の風呂上がりも腰に手を当てて牛乳から、髪の乾かし方を茜ちゃんに教わり、一緒にベッドに入る。もう茜ちゃんと一緒に寝るのも躊躇しない。


 茜ちゃんぼくの胸に抱かれて落ち着いているかな?頭をそっと撫でていると、茜ちゃん心地よさそうな表情から手が動いている。ぼくの胸を揉みだしたよ。なんかくすぐったいっていうか


「やばいよ茜ちゃんそこは胸だよ」


「はやくおっ◯いが大きくなりますようにって」


「うんもぉぉぃ茜ちゃんのえっちぃ」


そう言いながらぼくも茜ちゃんのを揉み返したところで、手をそっと離させて恋人繋ぎにしてお休みなさいにした。


 ここは夢の中みたいだけど、スモークがたかれたみたいに霧の中から人が現れ、後光がさすというか・・・・・・なんだろう?・・・・・



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