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プロローグ 恋人の定義

 青空の広がる空に桜がひらりと落ちていく4月も中旬の

今日大都会の札幌から少し外れた下町に外側から見たら

辺り一面ガラス張りでインテリのデザインをした

進学校南平高校は今日も賑やかである。

それとは裏腹にその後ろで歩いている男は今日もトラブルが尽きない日々を送っている。

             ◇

 僕の名前は名前は工藤ダメ助寝ぐせが強い前髪に丸眼鏡をかけた冴えない高校3年生である。

これが世に言う(?陰キャ)なのだろう....

「言ってて虚しいな」とぼやく

今日の足取りはとても重い(- -|||)

現在2024年4月13日新学期が始まって1週間が経っていた。 

 校門の前に立っていたら剣道の竹刀を持った女の子が

持ち物検査をしていた。ギャースカ ギャースカ 

漫画の効果音みたいな騒ぎ声....

抜き足差し足と校門をくぐろうとしたが「ちょっとあなた

待ちなさい持ち物検査をくぐり・・・!?」

「いやあ~バレちゃいました」「あっ工藤・・・」

「子守ッ」両者ビクッと震えた。

子守ユキ高校3年生至って親しいわけではない。

3年間同じクラスメイトであるだけの間柄である。彼女は

風紀委員の委員長で毎朝治安を守る番け...

ゴホン番人だ。ブレザーの制服の右腕に風紀委員長と書いた赤いワッペンをつけ髪型ポニーテールと感想としては

シンプル(・・・・)な女の子だ

 ジッとした目で子守は「今失礼なことを言ったでしょ」「い、いや今日もか、かわわ」やべ何を言おうとしてんだ

 子守の顔を見ると頬が赤みがかっている。

「どうしたの熱でもあるの」「えっちょと」

子守の肘が俺の腹に直撃する

「本当そういう風紀を乱す行動をするから私はッ」

いや何をしたというんだ理不尽を抱きながら荷物を差し出そうとすると「いいわよ行ってちょうだい」

照れながらプイっとする子守

「えっいいの?」「さっきのやり取りならあなたに不純物を持ち込む勇気なんてないわよね」

なぜ煽られてんのオレ(. .///)とてとてと歩くと

「あと1年しかないのね」ボソリ

「今何か」「な、なんでもないわよバカ!」

朝からメンタルを使うスーパーモブダメ助

母親のドカベンの入った重いリュックを背負い今日も

学校に行く

(ハアせめて教室の中でイヤホンしてYouTubeの音楽動画

くらい流すかなあ)

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