初日から遅刻するのは流石にやばい
お久しぶりです。短いです。
始業式が終わり教室に向かう。始業式はリモートだったためクラスの子達はすでに教室にいる。
Sクラスの生徒の数は12人。そのうち3人がSランク能力者、残る7名がAランク能力者。学年にすると1年生が3人、2年生が4人、3年生が5人。だから今日いるのは1年生を除いた9人だ。
今は休み時間のため廊下はとても賑わっている。私が今いるのは総合教育棟、Sクラスの教室があるのは特別棟。こっから大体2分くらいで着く。能力を使えば1秒もかからないけど、遅刻したとき用と決めているため歩いていく。今の時刻は9時47分、2時間目は9時50分からなので歩くスピードを上げる。初日から授業に遅刻するのはかなりやばいから。
教室の前に着いた。時刻は9時49分、間に合って良かった...
廊下には誰もいないため生徒は全員席に着いているようだ。みんなしっかりしてるなと思いながら教室の扉を開く。
話し声が消えみんなが一斉に私の方を見る。こんなに見られるのはいつぶりだろうと思いながら教卓へと向かう。
持ってきた荷物を教卓の上におきみんなの方を見る。まずは自己紹介からしようかな。
「みんな初めまして。始業式でも聞いたと思うけど私の名前は琴見 翠今日からよろしく」
《クラスの決め方》
同じランクの中で上位、中位、下位を決める。
位を決める基準は在校生なら学期末にあるテスト新入生なら入学時のテストで決める。
一つの学年で上位30名、中位30名、下位30名それを各位10名ずつに分けランダムで合わせ30名にする。
これでクラスが完成する。