嫌な予感が...
生徒会長の子と別れたあと学園長室に向かった。
「学園長室か...懐かし〜」
「フフッ、さっきからずっと懐かしいって言ってるね。」
学園長室に入り、来賓用のソファーに腰掛ける。紫娟は奥にある棚から資料を持ってくると話し始めた。
「さて、翠にはどこまで説明したっけ?」
「新しいクラスができるのと、そのクラスの担任になる。」
「そこまで話した?じゃあその話から話そうかな。」
紫娟は私に資料を渡した。一枚目は名前と顔写真、ランクとクラス、所属パーティーが書いてあった。二枚目は名前と顔写真ランクとクラスは乗っているが、所属パーティーは書いていない。
「これ所属パーティー書いてないんだけど」
紫娟に二枚目の資料を見せる。
「あぁそれね。一枚目は在校生、二枚目は新入生。そこに載ってるはA+クラスとSクラスの生徒たちだよ。」
「なんでSクラスのがあるの?私が担任するのはA+クラスでしょ?」
「翠」
「何?急に改まって。嫌な予感がするんだけど。」
「言うの忘れてた。Sクラスの担任もして欲しいんだ。」
「いいよ。」
「即答だね。」
「今更二人増えてもなんとも思わないからね。それに一人はいい子だと思うから。」
さっき会った子の顔を思い出す。とてもいい子にみえた。
「そっか...ありがとう。」
(信君がいい子にみえたのか...あの子は自分が認めてない相手から物事を習うのを過度に嫌う。でもあの表情は...大丈夫か)
「4月からよろしくね。着任式のときは真っ先に学園長室にきてね。」
「わかった。それじゃ、バイバイ」
《パーティー》
能力学園にある制度の1つです。パーティーに所属することで任務を受けることができます。パーティーも能力者と同じようにランクがあり、FランクからXランクまで存在します。Xランクは能力者でいうランキングのようなものです。Xランクは様々な特権がある代わりに生徒会として活動をしなければなりません。
SランクもXランクよりも少ないですか特権があるため風紀委員会など委員会として活動しなければなしません。