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こまかい詩集2

詩 記憶の彼方に探している

作者: 仲仁へび



 記憶の中に 封印した


 誰がそこで微笑んでいたの?

 誰が幸せだったの?


 記憶の中に 何かあったはずだ


 なのに見つからない

 どうしても分からない


 目を見張った

 目をこらした


 それでもすりぬけていく


 走って 見つけた傍から触れようとした

 近寄って 捕まえようと 手を伸ばしたのに


 どうして 何もなかったかのように 消えてしまうんだ


 こんなにも求めているのに

 こんなにも必要としているのに



「ストーリー」

 彼は記憶喪失だった。

 自分の記憶を取り戻したい。

 そう思っているけれど。

 記憶の断片は、彼の手に触れてはくれない。



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