簡単な人物紹介とこれまでのあらすじ
ということで、ご要望あったため、簡単な人物紹介です。
いつもお読みいただきありがとうございます。ここにぶちこめばネタバレしてもいいよね。
以下、大体登場順
多原貴陽…たはらきよう。本作の主人公。わりと運だけで生きている。
島崎昢弥…しまざきほつみ。多原の親友。実は芝ヶ崎上位ランカー。芝ヶ崎のことが嫌い。情報通。
葉山林檎…はやまりんご。優秀な政治家を輩出する葉山家のお嬢様。多原のことは死んだ男の子の代替品としてみている。他校。
橿屋…かしや。林檎の執事。狂言誘拐したり、甘いもの食べたり。
芝ヶ崎令…しばがさきれい。芝ヶ崎本家のお嬢様。迷惑メールを送って失踪のきっかけを作っていた。
木通しをん…あけびしをん。謎多きユーツーバー。令と組むことに。
白川芳華…しらかわよしか。白川財閥の一人娘で多原のクラスメート。小さな頃からお見合いしていた。怪力。
芝ヶ崎律…しばがさきりつ。現在多原と協力している令の兄。自分の父が生きていることを知っている。
樋口…ひぐち。多原視点だと生贄にされていた。トイトイ。
漆崎緋織…うるしざきひおり。芝ヶ崎上位ランカー。けっこうむっつり。他校。
宗像…むなかた。緋織に願い事をした運の良い政治家。
雨宮…あまみや。多原が路地裏でスパイごっこしてたらぶつかってきた政治家。
先輩…インターハイで優勝しなきゃいけない人。
水島全哉…みずしまぜんや。白川マネーで自分の作品が映画化することになった小説家。
須高深春…すだかみはる。芝ヶ崎のそれなりのお家だが落ちぶれている。大学生かつ女優。
多原亘…たはらわたり。多原の父。芝ヶ崎格に勝った。
草壁玄四郎…くさかべげんしろう。元々は鳶崎家に恩があり、多原のことを殺すつもりだったが、味方につくことにした。ヤのつく人。
草壁夕雁…くさかべゆかり。玄四郎の孫娘。両親は他界している。倫理はイッているが幽霊が苦手。現在芝ヶ崎の家系図を保有。
鳶崎巳嗣…とびさきみつぐ。芝ヶ崎のナンバーツーにして、令の婚約者。現在、芝ヶ崎格に操られることに。
葉村一純…はむらかずみ。芝ヶ崎格の信者であり消耗品として終わることを覚悟していたが、林檎に拾われた。
御霊…みたま。芝ヶ崎格の妹であり、令の叔母。事件がきっかけで鳶崎に預けられる。御霊は偽名。
花巻…はなまき。夕雁のおつきで若頭。
芝ヶ崎格…しばがさきいたる。過去最悪の『演説事件』を起こした人間。御三家のバランスを崩す最悪。世間的には死んだことになっている。
茎沢…くきざわ。多原に幽霊ハンター扱いされている殺し屋。花巻とは兄弟関係にあったが、花蕊について行くことになり離縁。あとついでに深春の兄だと思われている。
楢崎肇…ならさきはじめ。芝ヶ崎ナンバースリー。悲劇の英雄ぶりたい人。現在島崎の身を預かっている。芝ヶ崎格をリアルタイムで見た人間。
花蕊…かずい。夕雁の才能に惚れ込んでいる元組員。深春に夕雁の両親のことを調べさせる。友人がいる。
草壁伊織…くさかべいおり。夕雁の父で、玄四郎の息子。故人。
蝦沼良昌…えびぬまよしあき。夕雁の両親を殺した犯人。唐突に自殺する。
伊勢隼斗…いせはやと。サッカー部のエースで、多原のクラスメート。芳華とつながっている。イセマツヤの御曹司だが…。
柏木…かしわぎ。芳華の友達。声がでかい。
(渡会)…わたらい。芝ヶ崎の中の下。多原のことをいじめていた。
(野呂瀬)…のろせ。芝ヶ崎の中の下。何気にこっちの方が冷静。多原のことをいじめていた。
大体ネームドはこのくらいでしょうか。
こんなにクソ長いものを読んでくれてありがとう! おまけにあらすじ載せときますね。
〜これまでの芝ヶ崎内乱編〜
鳶崎さんがレイ姉ちゃんと結婚するために、楢崎マネジ(医療機器卸売)を叩きのめすことを本家に宣言したぞ!
林檎さんは、楢崎マネジを応援するふりをして鳶崎さんを潰すふりをして初恋の男の子との約束を守る激重ムーブをかまして鳶崎にも出資したけど、島崎もろとも多原から遠ざけられたぞ!
楢崎と島崎というつよつよなお家柄が鳶崎と対立することになり、ただでさえ治安が悪い芝ヶ崎の治安は最底辺。
そうなってくると、有力者がどこに着くかが重要になってくるけど、実は初心な緋織さんが多原で遊んで勝手に自滅したぞ!
島崎は自分が退場して邪魔な女どもと芝ヶ崎格が潰しあってくれれば良いなーと思っていたんだけど、だいたいそんな感じで、草壁さんちは過去の事件を掘り起こされててんやわんや。
野望を抱く深春ちゃんは思いっきり利用されたのでした。
ところで楢崎家預かりになった島崎と多原の会話を盗み見る木通しをんと、弱者ムーブ全開のレイ姉ちゃんは一歩リード…かと思いきや、白川さんがリード。なぜなら自分の子飼いである伊勢君を多原くんの陰謀論に噛ませることができたからです。それはそれとして優柔不断女は殺す。
白川さんの天下だ! と思いきや、白川さんが多原に教えた内部情報は、誰かさんの信者のおかげで外に漏れていたのでした。伊勢君は御三家に関係ないから鳶崎さんの対抗馬として選ばれたのに、白川が関係しているとしれたら…これでは御三家闘争まっしぐらです。
そして、芝ヶ崎格の操り人形となった巳嗣君は、ご当主様に第二の交渉のカード『与野崎傑』を切るのでした。
一方その頃、多原はローストビーフについて考えていた。




