転生にも色々ある
転生された暁斗はどうやって生きるのか?
ある日、俺は転生者になった
「あれ?ここは?」
周りには見た事ない風景に見た事ない複数人のメイド
それに見た事ない部屋
「俺は昨日仕事から帰ってきて風呂に入って寝たはずなのにどうなってるんだ?」
暁斗は思う
「そっか残業続きで疲れてるのか...」
「よしもう1回寝れば!」
「ってそんな訳けあるか!!!」
主人公は1人で自問自答していると周りにいるメイドの1人が声をかけてきた
「暁斗様お食事の準備が出来ました」
「どうやら俺は寝た後そのまま異世界に飛ばされたらしいてかなんで俺の名前知ってるの?」
その疑問は湧くものの暁斗は料理に目を奪われる
「でも、ご飯は豪華だな」
カツ丼や魚のお造りなどの料理がそこには並べられている
一旦暁斗はメイドに自分の事を聞いてみる
「なあ俺は誰なんだ?」
「ん?待てよ?」
暁斗は自分の質問した事に自分で疑問を感じていた
「それもそうだこの質問は…」
そう頭の中で考えていると...
メイドの1人が答えた
「あなたは私達の主人です!」
「ん?主人?」
暁斗は質問で返す
「はい主人です」
頭の中で色々考えが交差している
それもそうだ
いきなり異世界に飛ばされたと思ったら、周りにはめちゃくちゃ可愛いメイドがいるし、バカでかい部屋で寝ていたのだから
暁斗は頭の中でこう思う
「あれ?主人って事はなんでもしていいんじゃないか?」
暁斗いかがわしい事を考え始め気づけばメイドに命令していた。
「ちょっとそこのメイドさん?」
青髪のメイドに暁斗は話しかける
「ちょっとこっち来てくれる?」
暁斗はメイドを自分の元へ呼んだ
メイドははいと返事をし暁斗の傍へ駆け寄る
その瞬間暁斗は...
「ちょっと失礼...」
と言い放ちメイドの胸を両手で触った
その瞬間暁斗の全身にものすごい電流が走った
「あばばばば」
体は黒い煙をあげている
暁斗は思う
「俺の身体に何があった?」
周りを見渡しても1人のメイドを除いて皆平然としている
「は?えっ?何今の身体に雷が落ちたような衝撃は...」
暁斗はメイドに尋ねる
「今のは?何?魔法?」
そう問いかけると
頬を赤らめてるメイドが答えた
「はい…恥ずかしくて咄嗟に発動してしまいました…」
暁斗もRPGなどのゲームをやっていたから理解が早かった。
「何の魔法?」
その問いにメイドは…
「雷系統の魔法です」
「どうやら俺が飛ばされた世界は魔法が使える世界なんだな…」
そう考えていると
別のメイドからこう質問された
「暁斗様は雷系統の魔法を受けて身体から煙まで出てたのに何故お怪我されてないのでしょうか?」
暁斗は自分の全身を確認する
確かに暁斗は魔法を生身で受けた…受けたはずだ
しかし傷はどこにも見当たらない。
なぜた?
暁斗がそう思っていると
メイドが続けて質問する
「暁斗様はもしかしたら再生魔法が扱えるのではないですか?」
という問いかけに暁斗は
「再生魔法?!何それ?」と言った
それもそうだ暁斗自信今の今まで魔法がある事すら知らなかったのだから
暁斗はメイドに問いかけた
「再生魔法とはなんだ?」
メイドはその問に対して説明に入る
「再生魔法とは自分が受けた傷もしくは他の人が受けた傷を癒す能力です」
その答えに対し暁斗は
「傷を癒す?どんな傷でも?」
「いいえ…再生出来る傷にも限度はあります。例えばモンスターから受けた切り傷な裂傷は治すことは出来ますが、失った物を元に戻す事は出来ません」
暁斗はそれを聞いて思った…
「なら失った物を戻すには何をすればいいのか?」
それを聞こうとした矢先にメイドはこう言った。
「しかし魔法で治せないものはありません」
暁斗の頭の中で疑問が湧いた。
「治せないものはない?て事はなんでも治せるの?」
確かに今の説明だとどんな傷を受けても治すことは可能と言っているのだ
暁斗はメイドに問いかける
「失った物を元に戻すには何をすればいい?」
その問いにメイドは
「簡単ですその失なったという事象を全て無くせばいい」
はい?さすが暁斗の予想を斜め上行く発想が返ってきた
そう軽く言うメイドに対してこう言った
「事象を無くす?それはどうすれば?」
メイドはこう言う
「これは空間魔法の1種なのですが、過去改変という魔法を使えばいいのですただし使える人は限られますが」
「過去改変?」
「はい過去改変です。空間魔法の上位魔法で使える人もほとんどいませんが…」
暁斗はその説明を受けて納得した
「魔法を使うにはどうすればいい?」
その質問に対してメイドは
「魔法とは自分の思いによって形を作ります
ただし扱う人な適正によって使える魔法は変わります
暁斗様の場合ですと再生魔法ですから、癒し系の魔法を覚えた方が早いと思います」
その問いに暁斗は
「思うだけで魔法は使えるって事だな?」と思う
そしてやって見ることにした
「えっと、、範囲はここにいるメイドで…」と頭の中で
考え始めた
そして魔法を発動させた
その瞬間自分を中心に大規模な緑の魔法陣が発動した
部屋にいる者は皆こう思う
「え????」
それもそうだこの魔法の規模自体常人での発動は不可能だからだ
魔法の発動が終わった時暁斗は
「よっしゃーー発動出来たーー」とガッツポーズした
そんなノーテンキな事をしているのは暁斗だけだった
それもそのはず暁斗は魔法を発動しただけなのだから
しかしメイド達からすれば常人や普通の魔法師には使えない規模を魔法を自分達が説明しただけで使ったのだから焦るのも無理はない
「暁斗様この魔法は再生魔法の中でも上位魔法の位に位置する魔法になります」
その説明に対して暁斗は
「まぁでも発動出来たしいいでしょ?」
と返し、魔法を発動できた嬉しさのあまり会話に成り立っていない
「暁斗様は今後どうされるおつもりなのですか?」
率直な疑問に対して暁斗は
「冒険者やってみるよ」と言い放ったのだった
2話に続く……
魔法を使える事を知った暁斗を今後とも描いて行きたいと思います




