表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

二部 俺たち、入れ替わってる!?・・・のではなくて、・・え?どういうこと!?


 ⋯白い⋯⋯天井??俺、今まで寝ていたのか⋯⋯?え⋯ここどこ??⋯⋯病院か?


 「⋯⋯!!⋯!⋯⋯めたわ!よかった!!!」 (え、やだまって、どういうこと⁉え?え?)


 なんか声がふたつ聞こえる、、、ふたりいる、、??、、、、となりと上、、、???



ん!?⋯⋯⋯⋯上⁉⁉⁉

 

ばっ、と上を見上げると、そこには怖い顔した白神百合(らしき人物)がぷかぷか浮いていた。

・・・・え?な、な、な、なんで白神百合(多分)??てか、浮いてんの⁉⁉⁉⁉

 

 「ゆり、百合、百合、、、、ほんとに目覚めてよかった・・・。」


 涙を流しながらよかったよかったと言っている、おばさん、、、え?この人誰??

え?てか俺のこと百合って⋯⋯?え?え?え?どういうこと???

 ⋯⋯股間に手を伸ばしてみる、、、ア、アレがない!?え、え、え、俺の息子どこいったんだよ!?ばっ‼と、飛び起きて気づく。上半身になにか重りのようなものがついてる、、、??お、重い、、

さわってみると柔らかい、、、?え!?もしかしておっぱい!?


 「どうしたの~百合??お母さん、ちょっと先生呼んでくるからね、」

 「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

 

 俺は首を縦にふると、お母さん(自称)は、バタバタと部屋から出て行った。

 まだ状況がつかめない、、、いったい何があった?てか、おれの息子はどこいった?!

(ねえ⋯⋯ねえ⋯⋯ね”え”‼‼もしかして私の声、聞こえないの!?あ”~~~~~うざ。)

 

 ぐすんぐすん⋯⋯ぷかぷか浮いてる白神さん(らしき人物)が泣いてる、、さっきから声は聞こえていたんだけど、返事をしていいものなのか、聞こえないフリをしていた。


 「えっ、、、となに?⋯⋯俺まだ目覚めたばっかで状況がつかめないんだけど、、、。」

 (うわっしゃべった!!⋯⋯っ!てか!!あんた、誰なのよ!?私の体、かえしてよっ‼)


 俺の事すっっっっごい形相でにらんでる、、、コッワ・・

え?てか、いまこの子、私の体かえしてよって、⋯⋯もしかして⋯⋯!!!!


 俺はベッドから起き上がって、あたりを見回した。アレ、、ない!!個室から出て廊下を走った。

トイレ、、トイレはどこだ?

 トイレを見つけ、男子のほうに入ろうとすると、


 (ちょっと!あんたはこっちだから!!!男子トイレなんかに入んないでよ!!)


 上からそう、声が聞こえた。おとなしく、女子トイレのほうにはいった。

⋯⋯やはり、、、そうだったか、、。女子トイレの鏡をみて確信した。



       



        おれは、白神百合になっていた。



 (あ~鏡さがしてたのね、びっくりするから、言ってよ。)

 

 俺はおそるおそる、ぷかぷか浮いている白神さんを見た。目が合うと、白神さんはこう言った。


 (これで、よ~やくわかった?あんた、私の体の中に入っちゃてンの。で、あんた誰?私は白神百合。)

 「⋯⋯、おっ俺は、四ツ谷翔、、。」

 (え!?四ツ谷くん!?なんで!?)

 「おっ俺もなんでか、 わかんない、、てかさ」


 俺はとまどっている。俺の魂が白神さんの体の中に入ってることは、もちろん、それよりも、、、


  白神さんのキャラが今までと全然違うことに!!!


 いや、だってあんなに清楚でいい子が、こんな言葉遣いするなんて!!!とても信じられない⋯⋯、


(何よ?)


フンと鼻を鳴らす白神百合、⋯⋯やっぱり信じられない、


「君、そんなキャラだっけ⋯⋯?」

(ああ、そのことね、今までのキャラは作ってたの。こっちが素。びっくりした?四ツ谷くん???)


(くすくすくす)

って!笑ってんじゃねーーーーーーーよ!騙された〜!!!!!くそくそくそくそくそクソ!!!!!

女の子に夢見ていた俺が悪いのか!?


これからどうなっていくのでしょうか?

⋯⋯神様!!!せめて、白神百合の本性を訂正してください!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ