プロローグ
突然だが、だれか俺の話を聞いてほしい‼この状況について、説明させてほしいんだぁぁぁ‼‼‼
^^^^^^^^^^^^^一週間前^^^^^^^^^^^^^
俺の名前は、四ツ谷 翔。高校二年生だ。自慢じゃないが、頭のデキは結構良くて、有名大学付属の男子校に通っている‼俺は充実した、高校生ライフを送ってい…………ない。。。
「俺、なんでこの高校にしたんだろ、、、。はぁぁぁぁぁ。」
「お前、それいつも言ってるよな~、そんなに男子校嫌?」
「嫌だっっっ!!だって女子がいないんだぜ⁉毎日男、男、男で嫌になっちゃうよ、」
「そりゃだって、男子校だからなぁ、」
俺に呆れてそれ以上何も言ってこないこいつは、幼馴染の、鈴屋 直樹。小学校から一緒だ。
「あーあ、高校生になったら、彼女つくって、放課後デートする予定だったのになぁ、」
俺がつぶやくと、直樹はブッと盛大に吐き出した。
「な~にいってんだよ。お前、中学のころなんか、女子と会話すらできてなかったじゃん」
「うっ、うるせ~なっ!確かに中学のときはそうだったけど、今はあんときより、大人になったし?流石にできるわ!!!」
「あ~~、はいはい、」
直樹に馬鹿にされて、若干腹立だしいけど、悔しいことにこいつは女子からモテる。。
顔もいいし、頭もいいし、何より人あたりがいい。………たまにどうして俺なんかと仲良くしてくれているのかわからなくなるときがある。あ、いや自分を蔑んでるわけじゃなくて、単純に疑問。
「あ、そういや、このまえさ、白神 百合 にあったんだけどさ~、お前好きだったよな?」
「え、...あっ、ああ、昔ね!昔!うん、まぁ?ちょっと好きだったかな~……」
今思いっきり嘘ついたーーーー!!!俺は、白神さんのことを今もちょーーーーーー好きなのである。
白神さんは容姿端麗でみんなに分け隔てなく接するから、男子だけでなく、女子にも好かれていた。
いわずもがな、俺の片思い。いつも俺は遠くから見守tt...
「⦅ちょっと⦆⁉おいおい、それはうそだろ!⦅めっちゃ⦆だろ??それに、おまえ、今も好きだろ?」
「・・・・・・。」
「まぁそんなの、どーでもいいけどさ、あの子って、実は謎だよな。」
「え?白神さんが謎??どーして??」
「いや、だって、あんなに社交的で誰からも好かれてたようなやつなのに、SNSとか一切やってないんだぜ?LINEもやってないらしいから、地元のやつら、だれも連絡取り合ってないんだと、」
「ふーーーん」
「ふーんっておい!お前、三年の時、学級委員一緒にやってたよな?なんかしらねーの??」
「・・・しらない。」
「あそ、あんときお前、白神さんと割としゃべってたよな。」
「ま・・・まあね・・」
そう、おれは三年に上がったとき、はじめて自分から立候補してやった学級委員で白神さんと一緒になったのだ。あのときは本当に楽しかった・・・はじめてでわからないことだらけの俺に優しく丁寧に教えてくれたっけな・・・放課後残ってプリントつくるのも楽しk・・・
「あっ、やっべ。遅刻する!!急ごうぜ!」
「・・・・。」
今日の授業は終わり、部活にはいっていない俺はさっそうと帰宅する。直樹は弓道部に入っているため、放課後は一緒に帰らない。今日は、月曜!つまり、ジャンプの発売日だ!!!早く買って、早く読みたい!
小走りで家に向かってる途中、なんと
「え・・・・!!!白神さん!?」
やばっ!声が大きかった!!と、思ったときは、時すでに遅し・・・
「あ・・・、四ツ谷くん??久しぶり!!」
大好きな白神さんと再会しちゃったのだ!!!!!
「お・・おう、元気にしてた?」
「う~ん、まあまあかな~うふふ、四ツ谷くんは?元気だった?」
「あ・・・まあそれなりに・・・」
そっかぁ~~という白神さん。・・・・ホントにかわいい!!!このゆる~ふわ~とした感じがたまらなく好きなのだ!!
「じゃぁ・・「あっ!!!!」
もうちょっと白神さんと話したい。せっかく会ったんだから。
「なに??」
白神さんはSNSでも会えない、レア的存在!それは、スーパーウルトラハイパーミラクル
アルティメttキキ―ーーーーーーーッッ‼‼‼‼‼‼
それは、車が急ブレーキをかけた音だった。
目の前が真っ白になった。
→いや?白い光に包まれた??