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異世界編「息子は、異世界で今も元気に暮らしています」その2
(※この回、あとで書く。主人公、ファンタジー世界での最初の活躍。それまで喧嘩ばかりだった正妻ヒロイン、主人公を見直すようになる)
煙が晴れると、モンスターどもは一匹残らず吹き飛んでいた。
「タカシ、今のは一体・・・?」
「今のは火薬だ。黒色火薬だ」
騎士シルヴィアの危機を救ったタカシは、その後シルヴィアに故郷である日本の料理を作って振舞った。
タカシにとっては極普通の物だったが、初めて見る珍しい御馳走だ。彼女の心は少しづつだが揺れてゆく。