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白き狼は、森の夢を見る  作者: 唯純 楽
6/16

平穏は、嵐の予兆

 雨が窓を叩く音は、日が落ちると一層激しくなった。

 キースを泊めることに、マートンは予想通りに難色を示したものの、フィオリーナの泣き落としが功を奏し、結局一晩だけという約束で、折れた。

 夕食は、ジェファスの美味な料理と、サラやミミの齎す賑やかな笑い話で満たされ、キースは久しぶりに笑いすぎて苦しいという感覚を味わった。

 夕食後は、フィオリーナとミミにせがまれて、夜更けまで異国の話をさせられ、そのまま寝入ってしまったミミを寝台へ運ぶというおまけが付いた。


 だが、夢のように楽しい一時はあっという間に過ぎる。


 今や夜空に稲妻まで光る本格的な嵐を見ながら、窓辺に寄りかかっていたキースは、ふと闇の中に蠢く影を見た。

 気のせいかと目を凝らすより早く、何かが割れる音が階下でした。

 雨の音に掻き消されてはいるが、意識を集中すると、複数の足音が聞こえる。

 まともにドアから出るわけには行かないと判断し、キースは即座に窓を開けると辺りを見回した。

 既に、不審者たちは館の中へ入っているようだ。


 まずは、様子を確かめたいと、窓の外に伸びている木へとテラスから飛び移る。

 激しい雨で滑り落ちないよう慎重に伝い下りたキースは、そのまま裏口へ向かった。

 窓から覗くと、食堂には床に転がる三人と、それを見張っている男が三人いる。

 階下に居たマートン、サラ、ジェファスの三人は寝ているところを襲われたのだろう。悲鳴一つ上げられぬ内に捕らえられたようだ。

 キースは、しばらく待って見張りの数が増える様子がないことを確かめると、足もとの小石を拾って、裏口の扉へと放った。

 カツンという硬い音が響き、すぐさまその扉が開く。

 辺りを確認し、何もないことを確かめた男が扉を閉めようとした瞬間を狙って、一気に踏み込む。

 一人目を肘打ちで叩きのめし、二人目が立ち上がる前にその首筋へ手刀を叩き込む。

 剣を抜いた三人目が、その剣を振り下ろす隙に、腹部へ膝蹴りを見舞う。

 呻き声すら上げられずに悶絶した男は、そのまま伏して沈黙した。

 大きな物音も立てずに三人を叩きのめしたキースは、窓辺のカーテンを引き裂くと三人を纏めて縛り上げ、その口を布で覆う。

 それからようやく、床に転がっていたマートン、サラ、ジェファスを自由にしてやり、

 大声を上げないようにと手で示す。


「キース!」


 サラは、さめざめと泣き出し、マートンも大きくため息を漏らす。


「一体、何があった?」


「盗賊だろう。近頃、この辺りに頻繁に出没しているようだ」


 マートンは、手当たり次第物色しているようだと、隣の応接室の物音を顎で示す。


「フィオ様はどうした?ミミは?二人は無事か?」


「多分、大丈夫だとは思うが…二階へは、まだ来ていないようだったから、様子を窺おう

と窓から下りたんだ」


「ちょっと!あたしたちのことなんかどうでもいいから、早く二人をっ!何かあってから

じゃ遅い!」


 サラの言葉に、キースはわかっていると頷く。


「敵は何人ぐらいだ?」


 マートンは、この食堂へやって来た盗賊たちを見ており、大体十人くらいだと言う。


「ま、何とかなる数だ。フィオとミミさえ無事なら、多少館の何かが壊れても文句はない

な?」


「当たり前だよ。フィオ様以上に大切なものなんかない!」


 サラが言い切るのを聞いて、キースは頷いて立ち上がる。


「三人は、ここで大人しくしていてくれ。戸口にテーブルを移動させ、誰も入ってこない

ようにするんだ」


「あんた…まさか、一人でどうにかするつもりかい?」


「ああ。他にやりようがないだろ?」


「無茶な……」


 マートンは、無理だろうと首を振る。


「言っておくが、俺はこう見えても腕が立つ。後で、たっぷり報酬を頂くからな」


 安心しろと片目を瞑り、キースはゆっくりとドアを開ける。

 廊下に見張りらしき影は無い。

「夜明けまでには片付ける。それまで、大人しくしていてくれ」

 不安な眼差しを送ってくる三人にそう言い置いて、キースはそのまま食堂を出た。

 まずは、ミミとフィオリーナを確保することが最優先だ。

 キースは、再び外へ出て、外壁の近くに聳える木へ上り、ミミの部屋のテラスへと渡る。


「ミミ!」


 ガラス窓を叩こうとしたキースは、そこで大柄な男と揉み合うミミを見て、窓を破って踏み入った。


「キース!」


 押し倒されながらも、容赦ない一撃を相手の股間に見舞ったミミは、直ぐにキースへ駆け寄ると、フィオリーナが大変だと訴える。


「おまえ、テラスから下へ降りられるか?」


「もちろん!」


 いつもそうやって抜け出すのだと頷いたミミに、サラたちと一緒に居るよう言いつけ

 キースは廊下の様子を窺う。

 その耳に、何かを見つけたような歓声と、悲鳴が聞こえた。

 フィオリーナの悲鳴だと判断したキースは、一気に廊下へ出るとそのまま廊下の奥にあ

るフィオリーナの部屋へと駆け込んだ。

 数人の男がフィオリーナを取り押さえており、フィオリーナの衣服が無残にも引き裂か

れているのを見た瞬間、キースは唸り声を上げた。


「貴様ら、その手を離せっ!」


 驚いて振り返る男たちの向こうで、目を見開くフィオリーナを認めたキースは、叫んだ。


「フィオ!目を瞑れ!」


 フィオリーナが反射的に黒い瞳を閉ざすのを確認すると同時に、キースは剣の柄に手を掛ける。

 どうか、今だけは震えるなと願いながら、フィオリーナを押さえている男たちへ駆け寄

る。

 弾かれたように立ち上がった男たちが、剣を引き抜くより早く、キースは一気に剣を引

き抜いた。

 切り伏せた一人目の絶叫と血しぶきが止む前に、フィオリーナに手を掛けていた他の二人も切り伏せる。


「何で……」


「護衛はいないはずじゃ…」


「くそっ!話が違う!」


 男たちは、なにやら言い争いながらも、ただ逃げ惑うつもりはないと、キースへ剣を向けた。


「目的が何かと問うだけ無駄だろうが……金目のものを狙っているだけじゃなさそうだな?」


 男たちの様子から、フィオリーナが目的のような気がし、キースが問うと、男たち

は顔を見合わせる。


「ならば、手加減はしないっ!」


 ただの盗賊ならば、見逃したところで再び現れる恐れは少ないが、目的がフィオリーナ

であれば、そうはいかない。

 キースは、一気に踏み込むと怯んだ男たちの手からフィオリーナを取り戻す。


「立て!」


 フィオリーナの腕を取って無理矢理立たせると、そのまま続き間の浴室へ押しやり、ド

アを閉めた。


「俺がいいと言うまで、絶対にドアを開けるな!」


 キースに、フィオリーナの返事を聞く余裕はなかった。

 その場にいた男たちだけでなく、他の部屋を物色していたらしい者たちも、一度に襲い掛かってきたのだ。

 だが、それはキースの剣を鈍らせる原因にはならない。

 あっという間に死体を築き上げ、残る二人を睨み、血塗れた剣を振る。


「生きて捕らえる気はないぞ」


 言い切ったキースに、残った二人は顔を見合わせると、テラスから飛び出し、姿を消した。

 静けさと血の匂いだけが残る部屋で、自分の荒い呼吸の音が鎮まるのを待って、キースは浴室のドアへ向き直る。


「フィオ」


「は、はいっ」


 直ぐそこにいたのだろう。

 フィオリーナは、間髪入れずに返事をし、ゆっくりと扉を開ける。

 あまりにゆっくりなその動作に苛立って、キースは途中で思い切りドアを引き開けた。

 フィオリーナの格好は、悲惨の一言に尽きた。

 殆ど、服というよりぼろ布を纏っているに過ぎない。

 白い肌が夜目にも鮮やかだ。


「怪我は?」


「いいえ。ありません」


 殴られたりはしなかったようだと、それだけはほっとしながら、キースは自分の外衣でフィオリーナを包み込もうとして、はっとした。

 いつも顔を覆うようにしていたショールがない状態のフィオリーナは、その顔立ちが明らかだ。

 不意にひらめいた稲妻の光で、その白い右の頬に広がる青い痣のような紋様が露になり、その紋様が首筋から胸元へと続いているのを見て、キースは思わず息を呑んだ。

 ただの痣や怪我の痕ではなく、人工的に刻まれたもの。

 それが何であるのか、キースは知っていた。

 そこに、自分とフィオリーナを結ぶ不思議な縁の答えを見つけた気がして、よく確かめようと一歩踏み出したとき、フィオリーナがその手で頬を覆うと悲鳴を上げた。


「いやぁっ!」


 しゃがみこみ、見るなというように顔を背けて蹲る。


「フィオ!」


「やぁっ!み、見ないでっ!いやぁっ!」


 キースは、泣き叫ぶフィオリーナをどうしていいのか分からず、立ち尽くす。


「フィオ、落ち着け!俺は……」


 どうにかして宥めようとその身体へ手を伸ばしかけたキースは、慌しい足音に振り返る。


「フィオリーナ様っ!」


 若い男の声がした。


「大丈夫ですかっ!?」


 キースを押しのけるようにしてフィオリーナに駆け寄った青年は、蹲り、泣きじゃくる身体を抱き寄せる。


「ご無事で何よりです。怪我はないですか?」


「エ、エディ……」


 フィオリーナは、その胸に顔を埋めるようにして抱きつく。


「恐い思いをさせて、申し訳ありません。ランディが迎えに来たので、急いで戻ったのですが、この雨で……もう、大丈夫です。サラも、マートンも、ジェファスもミミも、ランディも、皆無事です」


 宥める青年の声に、フィオリーナは次第に落ち着きを取り戻し、泣きじゃくる声も低くなる。


「下へ移りましょう」


 エドワードは、フィオリーナを軽々と抱き上げると、キースへ着いて来いというように視線を寄越し、部屋を出る。

 今度こそ、正体を誤魔化すことは出来ないだろう。

 そしてもう、王都を出ることは無理だろう。

 たった一日の自由。

 キースは、あまりにも長い一日だったと思いながら、窓の向こうに白み始めた空を見上げ、大きなため息をついた。




「ようやく落ち着いて、眠ったようだよ」


 明け方になって、疲れ切った表情のサラが応接室に戻って来たのを迎えたキースは、エドワードと共にほっとした。

 一階の客間に移ったフィオリーナは、ミミとサラの手で着替えさせられ、ランディと一緒に寝台へ押し込まれた。

 本人は、キースに対し、取り乱したことをしきりに詫びたがっていたようだが、ミミとサラがちゃんと休んでからでなくては駄目だと諭し、何とか眠らせたのだ。


「ミミとランディが一緒に寝ているし、しばらく目を離しても大丈夫だろうよ」


「ご苦労だった、サラ。マートンも、ジェファスも少し眠ったらどうだ?私が起きているから、心配ない。護衛も連れて来ているし、大丈夫だ」


 三人は、顔を見合わせたものの、互いの顔色が酷いことを見て、エドワードの言葉に甘えるといい、それぞれの部屋へ引き上げた。

 ようやく二人きりになったところで、エドワードはキースを真っ向から見据え、いきなり頭を下げた。


「本当に助かった。礼を言う」


「これも、巡り合わせだろう」


 二年前のことを示唆したキースに、エドワードはため息をつく。


「そうだな。運命だな」


「運命?」


 そこまで大げさなものかと、眉を引き上げたキースに、エドワードはその指をつきつけた。


「そもそも、私が間に合わない事態になったのは、おまえのせいだ」


「は?」


 今度は言いがかりをつける気かと、キースがむっとすると、エドワードはその瞳に怒りを浮かべ、腕を組む。


「館の外には警備を置いているが、フィオ様が知らない人間を嫌がるので、内部には置かず、私が警護していた。だが、昨夜はカーライル様の命令を受けて、おまえを探していたせいで、戻れなかったんだ」


 エドワードがカーライルと繋がっているとは思っていなかったキースは、驚いた。


「カーライル様?」


「あんな紙切れ一枚で、騎士の身分を返上出来るわけがないだろう?馬鹿か、おまえは」


 さすがに何も言わずに姿を晦ますわけにはいかず、キースは一応、騎士の身分を返上したいと一筆書いた書状を置いて来ていた。

 何故、カーライルがそれを見たのかはわからないが、殆ど初対面に近いエドワードに罵倒される謂れはない。


「なんでおまえにそこまで言われなきゃならない?」


 むっとしたキースが仏頂面になると、エドワードは苛立ちを隠そうともせず、詰め寄った。


「アスレイを殴り倒したことは褒めてやるが、後先考えずに出奔するなど、大馬鹿だ」


 すべての元凶はキースにあると断言し、エドワードはその秀麗な顔を物騒な色で染める。


「フィオリーナ様をあんな目に遭わせた落とし前は、きっちりつけてもらうぞ」


 どことなく厳格な兄や父を思わせるエドワードに、キースはげんなりして投げやりに応える。


「落とし前も何も……どうせ、この先辺境へ飛ばされるか、今度こそ騎士の身分を剥奪されて、無職になる身だ。好きにしてくれ」


「言われなくとも、そのつもりだ。今回の一件から、早急に護衛を雇う必要があることは明白だ。今からおまえは、フィオリーナ様の護衛として、いついかなるときもその身を守るべくお仕えしろ」


「はぁっ!?」


 一体、何を言い出すのだと、キースはまじまじとエドワードを見つめた。

 冗談だと言うのではないかと思ったが、物騒な顔をしたままのエドワードは、キースを睨んで口を引き結んでいる。


「ちょっと待て。冷静になって、よく考えろよ?……俺のようなのが、あのお嬢様の護衛なんて勤まるわけないだろ?自分で言うのもなんだが、ガサツで乱暴だし、礼儀作法には疎いし……素行も悪い。危ないだろうが?」


「フィオリーナ様は、お嬢様ではない。王女様だ」


「は?」


「カーライル様がとても大切にしている妹君だ。本来ならば、城中で暮らすのが相応しいのだが、人の多いところを好まれないので、この屋敷で暮らしている」


 そういえば、国王ウィルランドには、滅多に人前に出ないことで有名な末の王女がいたとキースはようやく思い出す。


「王女………それこそ、無理だ」


 貴族の令嬢というだけでも敬遠したいのに、王女様だなんて、近づくのも御免だ。


「牢に入るのも、左遷されるのも、何だって受け入れる。だから、勘弁してくれ。貴婦人の護衛なんて柄じゃないし、そんな真似できる気がしない。絶対に、無理だ」


 首を振るキースに、エドワードは諦めろときっぱり言った。


「今回襲ってきた相手は、おまえがフィオリーナ様に付いていると思っただろう。それだけで、十分な威嚇効果がある」


「人を盾にしようってのか?」


「そうだ。おまえの名が噂されるだけでも、他の不穏なヤツラも軽々しく行動を起こそうとは思わないだろう」


 エドワードは、これは既に決定事項だと言い、キースの意見も気持ちも考慮する気はないと、切り捨てた。


「大人しく引き受けるというのなら、おまえの兄には黙っておいてやる。カーライル様も、承諾されるだろう」


 兄や父に引き渡されるとどうなるかは、十分想像が付く。

 キースは、厳格な二人によってどんな目に遭わされるかを考えただけで、胃の辺りが痛くなるのを感じた。

 だが、問題はもっと別のところにある。

 昨夜は、運よく手の震えに襲われることもなく、存分に剣を揮うことが出来たが、またいつ剣を握れなくなるかわからない。

 キースは、無理だと首を振った。


「何と言われても、無理なものは無理だ。俺がおまえなら、こんな男に大事な姫君の護衛など頼まない」


「俺もそう思う。だが、フィオリーナ様がおまえを護衛にして欲しいと要望しているんだ」


「フィオが?」


 どういうわけだと首を傾げるキースに、エドワードは忌々しいという表情を隠そうともせず、低く唸る。


「あの祭りの一件から、おまえの見た目と噂に騙されて、立派な騎士だと思っていらっしゃるんだ」


 あの時の自分は、そんなに勘違いされるような真似をしただろうか。

 キースはどう考えても、不躾な真似をしたとしか思えないと首を捻る。


「フィオリーナ様は、世間知らずを地で行く。夢見がちなところがあるから、おまえを本物の英雄だと思っている。だが、数日一緒にいれば、それが単なる勘違いだと気付くだろう」


 その通りだと自覚はしているものの、人の口から言われると何となく面白くない。

 そう顔に出たキースに、エドワードは冷笑を向ける。


「やっぱり、おまえでは駄目だとフィオ様が言い出せば、それでおしまいだし、そうなる確率は高いだろう」


 冷笑を浮かべたエドワードは、しばらく屋敷の周囲に配備している警護の者を増やすつもりだから、存分に役立たずなところを発揮して構わないと言う。

 自分一人でないのなら、フィオリーナの身の安全は確保出来るだろう。

 そう判断したキースは、とにかく数日だけ、形ばかりに護衛をして、そのまま姿を晦ませばいいのだと思うことにして、渋々頷いた。


「絶対に……兄には言わないと約束出来るか?」


「ああ。私は、おまえと違ってよく考えてから行動する」


 非常に、気に食わない。

 エドワードの顔を見ているだけでイラつくのは確かだが、怒り狂う兄や父の顔を見ているよりはマシだ。

 キースは、大きなため息とつくと、渋々といった様子を隠そうともせず、頷いた。


「わかった……引き受ける……ただし、しばらくの間だけだ」


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