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第3話:屋上とサボ  美人発見!…

毎日更新を頑張り中です♪

やっと放課後になりました♪

直「まだ昼だけどn…「これからの出番…。」…ごめんなさい。」

それでは第3話どうぞ〜

 

俺は今走っている…。

そりゃもぅ全速力で……。

なんでかって?

それはだな…

 

「テメェーーーッ!!!いつの間に夏芽ちゃんと仲良くなりやがったんだーーーーッ!!!」

 

とまぁこんな感じで男共の醜い嫉妬心により、またもや走る羽目になってしまった。

 

「テメェーーッ!!朝は女の子とぶつかってやがったくせに、今度は転校生と知り合いだッ!!?貴様は全男の敵だーーーッ!!!」

 

「そうだ、そうだーーーーッ!!!」

 

俺は振り返り様に朝の事を暴露しやがったバカに正拳突きを喰らわせてやった。

 

「テメェなんて…へぶしッ……!」

 

「………」

 

俺は他の野郎共が固まってる間にとっとと逃げる事にした。

そういや俺の拳が直樹の顔にかなりめり込んだが大丈夫だったかな?

 

凛矢は逃げる事で精一杯で知らなかった。直樹の顔が凛矢の拳により凹んでいた事を、そしてそれを見た他の全員が絶句し追いかけるのを止めた事を…。

 

「よしッ!追っ手も来てないし屋上にでも行くか…」

 

ん?始業式?そんなのはサボだサボ。

俺は屋上へと向かった。

 

【キィ〜ィッ】

 

多少錆びれたドアを開くとそこには待ち伏せていた野郎共がッ!…って事もなく、かなり広い寂しい空間にいくつかのベンチがあるだけの全然面白くもなんともない空間があった。

 

でも、俺はこの空間がけっこう好きだ。昔、誰かが飛び降りた…ってわけではないがほとんど人が来ない。俺もこの場所に来る時、今までに一度も人にあった事はない。

 

そんな場所に入るとビュウッと一陣の風が吹いてきた。

 

「え……?」

 

人が居た。腰まである黒髪、凛としたたたずまい、そしてぱっと見で綺麗だと分かる顔に特徴的な泣きぼくろ…かなりの美人だ…。

 

「誰……ですか…?」

 

「あ……ワリィ。誰かいるとは思わなかったんだ、委員長。」

 

この神楽かぐら 百合ゆり

去年も今年も同じクラスで去年は委員長をしていた。しかも成績優秀で人柄もいい、なかなかに凄い人だ。

しかしいつの間に此処に来てたんだ?

 

「なぁ、いいのか?こんなとこに居て?」

 

「?…なんでですか?」

 

「なんでって、お前はけっこう真面目だから……。」

 

「たまには休憩も必要ですから…。」

 

「ん〜……まぁ、いいか。」

 

「一緒にサボしませんか?」

 

俺がサボるをサボって言うのは百合が原因なんだ。まぁ、余談だが…。

 

「あぁ、そうさせて貰うよ♪」

 

俺はベンチに座っている百合の隣に腰掛けた。

 

「しかし、此処に人が来るとは思わなかった。」

 

「そうですか?他の人はともかく私はよく来ますよ?」

 

「そうなのか?初めて知った。なんで今まで会わなかったんだろ?」

 

「私がいつも、此処とは反対側の方に居たからですよ。」

 

「マジで?」

 

此処は扉を開いてずっと真っ直ぐ来た場所、此処の裏側だから扉のある場所の後ろか……そりゃ会わないわけだ…。しかも俺は大半寝てるかボ〜っとしてるし…。

 

「…クスッ」

 

「ん?何笑ってんだ?」

 

「いえ、またボ〜っとしてると思って♪」

 

「……もしかして、今までも何回か見てた?」

 

「ええ♪いつも寝てるかボ〜っとしてたから、邪魔しちゃ駄目かなって…♪」

 

「マジデスカ…」

 

「マジです♪」

 

最悪だ…。人に寝顔とかは見られたくなかったのに……

 

「可愛い寝顔でしたよ?」

 

「死んでもいいですか……」

 

恥ずい、マジで恥ずい…。しかも的確に、その事を考えた瞬間に言いやがったから余計に恥ずいじゃねぇか…。

 

「ふふふっ♪そんなに気にしないで、ね?」

 

「気にするってば、そりゃ…」

 

「私は…好きですよ?」

 

「えッ!?」

 

えぇっ!?好きっ!?

 

「あッ!ちがッ!ね、寝顔がって事です!!」

 

「あ、あぁ。…わかってる…。」

 

びっくりした〜。マジで告白かと思ったぞ。まぁ、寝顔でも百合みたいな美人に好きって言われたらそりゃ嬉しいけどね…。

 

百合は耳まで真っ赤になりながら俯いてしまった。

俺は話を逸らそうと百合に話しかけた。

 

「そろそろ戻るか?始業式もそろそろ終わるだろうし…。」

 

「あっ、うん、そうだね♪それじゃあ一緒に行こう?夜島くん」

 

「あぁ、そうだな、委員長…。それより…今、タメ語で喋って…た?」

 

「え?あっ、ご、ごめんなさいっ!や、やっぱり先に行ってますね…それじゃあ、また教室でっ!」

 

「え、あ、委員長ッ!?お〜いッ!」

 

行っちまった…。そんなに俺へのタメ語は抵抗あるのかな?ちょっとショックだ…。もし照れ隠しだったとしたら……いや、無いか……俺なんかを好きな可能性なんて…

 

「俺もそろそろ戻るか…。」

 

俺は教室へと足を進めた。


 

 

俺が教室に戻ってきた時にはほとんどの人が戻ってきていた。百合もちゃんといるな。

 

「よぅ、サボりくん♪」

 

「よぅ、和磨、どうだった?校長の長話は」

 

「…あぁ、凛矢か……。…相変わらずの無駄話だったよ…まったく……。…それより凛矢はサボってたみたいだね……。」

 

「お〜い、凛矢〜?」

 

「まぁ、さすがにあの長話は聞くだけ時間の無駄だしな。」

 

「…同感ではあるね……。…もっと皆の事を考えて欲しいものだよ……。…でも、凛矢も無駄に過ごしたんじゃない?……。」

 

「お〜い!凛・矢・くん!?」

 

「いや、それほど無駄でもなかったよ。いろいろと楽しかった♪」

 

「しかとすんなぁーッ!!」


「…そうかい?……。…神楽さんとなんかあったのか?……。」

 

「なぁにぃーッ!?今度は神楽さんだぁーッ!?こんの女たらs…ガスッ…。」

 

「あぁ、まぁな…でも、なんで?」

 

うざいからバカは殴っておいた。

 

「…いや、彼女も始業式に出なかったからね……。…それに、いつもなら感想を聞いてもまぁなだけで済ますからね……。」

 

「くそぅッ!なんでなんだッ!?なぜ、サボ凛矢のくせにこんないいおもいをぉおッ!?」

【ドスッバスッガスッベキッピーーーーーーッ(残酷な表現によりかぶせます)バスン】

「……………。」

 

バカは確実に沈黙させた。

 

「で?何があったのかを聞きたいのか?」

 

「…いや、そんな無粋なことはしないさ……。…それに、神楽さんもなんだか嬉しそうだしね……。」

 

「そうか?まぁ、それならそれで俺も嬉しいがな。」

 

百合の方を見てみると他の女の子と楽しそうに話していた。

ふと、百合と目が合った…。

彼女は目が合うと少しだけ顔を赤くしてすぐに逸らせてしまった。

う〜ん、やっぱさっきのが影響してるのかな?

 

「は〜い、皆席着いて〜」

 

そんな事を考えてると先生が教室に入って来た。

 

「きゃっ…姫宮君〜?こんなとこで横になってないでくださいね〜」

 

バカはまだ寝ているらしい。

 

「ふあぁ〜ぁ、良く寝たぁ〜。」

 

ホントに寝ていやがった。つか、殴ったのに…こいつは不死身か?

 

「ねぇ凛矢、始業式どこ行ってたのよ?」

 

隣の麻美が話しかけてきた。

 

「ん?いつもみたいに屋上でサボしてた。」

 

「百合は?確か百合も始業式いなかったけど…」

 

「あぁ、委員長は屋上で俺と一緒に居たよ。軽く話してた…。」

 

「ふ、ふ〜ん、そうなんだ。よかったわね、百合と一緒にいれてッ…」

 

「何怒ってんだ?まぁ、美人と二人っきりなんだから嫌なわきゃないけどな…。」

 

「なによ、デレデレしてッ。変態ッ!バカッ!もぅ知らないッ!」

 

なんなんだ?いったい……。

 

 

今日は授業が午前だけしかない。

と言うことは部活に入っていない俺は速攻で帰れるわけだ。

 

「麻美はこれからどうすんの?」

 

「ん?今日から普通に部活だから一緒に帰れないわよ?」

 

「そっか…。」

 

「麻美ーッ!さっさと行こーッ!」

 

「わかったーッ、今行くーッ!、とゆうわけでじゃあね♪」

 

「あぁ、しっかりな。」

 

「了ー解ッ」

 

麻美は美香と一緒に部活に向かってしまった。

和磨でも誘うか?いないと思うけど…。

案の定、和磨の席には鞄は無く軽く見回しても姿は見えなかった。

まぁ、アイツは放課後になったらすぐいなくなるからな、用がある時以外…。

未来でも誘って帰るか…。

 

「ねぇ凛くん、一緒に帰らない?」

 

「ふぇ?」

 

唐突な事に間抜けな声を出してしまった。

 

「いや、せっかくまた会ったんだから一緒に帰りたいなって♪」

 

「あ、あぁ、いいよ。それじゃ、行こっか。」

 

「うんッ♪」

 

 

俺はなっちゃんと一緒に家に帰る事にしたのだった。

 



ふ〜なんとか頑張ってます♪

そろそろ1日ぐらい終わらせないと話が進みません(>_<)

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