第23話:デ ー ト 驚愕…
総ユニーク数1万人突破!
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします♪v(^O^)v
今回は橋本 和磨くんを紹介します♪
それでは第23話どうぞ
俺達は叶が働いている?というお店に向かっていた。
「さっ、先輩着きましたよ?」
え?もうですか?さっき出発して3分も経ってないんだが?
それに、この近くには俺がバイトしているリムレットがあるんだが…。
「この路地を曲がった所にバイト先があるんです…。 目立たないけど凄く美味しいんですよ? きっと先輩も大好きになると思います♪」
え?この路地を曲がるって……この先には…。
「はぃ、着きましたよ♪ 私のバイト先で、お姉ちゃんも働いている喫茶リムレットです♪」
そう此処は俺が週3回働いていて、バイト日以外にも家から近いので来る、リムレットだった。
「? どうしたんですか先輩?」
「いや、えっとなんて言うか……俺のバイト先も此処…。」
「……………ええぇ!?」
叶はかなりの驚きようで、目を大きく見開いていた。
「俺もびっくりしたよ…。 まさか、叶が同じ場所でバイトしてたなんて…。 何時からなんだ?」
「たしか…去年からでした。」
「ほ〜。 しかし、今まで逢わなかったとはな不思議なくらいだ…。」
うん、かなり不思議なまでに逢わなかったな。
リムレットにはけっこう行くから一度は会っててもいいのに。
「はぃ、ホントに不思議です…。 先輩が此処でバイトしてる所なんて見たことなかったです…。」
「あぁ、そうだよな。 叶は何を担当してたんだ?」
「はぃ、ほとんどはキッチンの方に居て、たまに注文に回ってました…。」
「ほう、叶のウエイトレス姿か…。」
うん、絶対に可愛いよな。しかも、ちょっとドジしたりして…。
うっわ〜、想像したらニヤけてきた…。
「先輩、なんか鼻の下が伸びてますよ…? それに、私のウエイトレス姿なんて見たって可愛くなんて…。」
うおっと、考えていた事が口から出てたようだ。
しかも、鼻の下が伸びてたなんて、これからは気をつけるようにしないとな…いろんな意味で…。
「さて、そろそろ入ってくつろぐか…。」
「はぃ、そうですね♪」
俺達はリムレットの中にへと向かった…。
【カランカラ〜ン】
「は〜い、いらっしゃ〜い♪ よくも私の大事なだ〜いじ〜な叶をたぶらかしてくれたじゃない、狼さん?」
なんか、奏さんのドスの効いた声が出てきた…ってかマジで怖いし……。
「もう、お姉ちゃん止めてよね、先輩が困ってるじゃない…。」
叶が奏さんを咎めた……って、
「ええぇ!? お姉ちゃん!?」
俺はお店の中だというのに大声で叫んでしまった。
「え? 叶が連れて来た男って凛矢くんだったの?」
「あれ? お姉ちゃんは先輩と知り合いだったの?」
奏さんの疑問に叶は疑問で返した。
「え、えぇ、シフトで重なるし…。 叶が来ない日にシフトに入ってるから、今まで逢わなかったのねきっと。」
どうやら、力関係は奏さん<叶らしい。
「そうだったんだ〜。 先輩、紹介します♪ 私のお姉ちゃんです♪」
「いや、知ってるって…。 そうか、そういや二人とも苗字が同じだもんな。」
「あれれ? 知り合った時に気付かなかったのかな?」
「い、いや、多少似てるとは思いましたが、如何せん性格が違い過ぎて…。」
「ふ〜ん? 私の性格が悪いって言いたい訳ね?」
奏さんが目を細めながら俺に問いかけてくる。
「い、いえ、けっしてそんな事はないでしゅよ?」
俺は、上ずった声を出しながら言葉を噛んでしまった。
だって、マジで怖いもん。
「そう? なら気にしないであげるわ♪」
「ありがとうございます!」
俺は怖さのせいか頭を下げてしまう。
ふ〜、なんとか乗り切った…。
「でも、私の大事な叶に手を出したら例え凛矢くんでも……只じゃおかないから……♪」
音符付いてるのにかなり怖いよ〜!?極寒の如く冷たい目してるし!
「はぃ、わかりましt…「いい加減にしないと怒るよ、お姉ちゃん!?」…」
叶が俺の言葉を遮りながら奏さんに言った。
どうやら、少し怒りかけてるようだ…。
「う〜、怒んないでよ〜、叶〜…叶の為にしたんだよ〜?」
「先輩はとても優しくて良い人です! それにカッコいいし、話していて楽しいんです! だから、邪魔しないでね、お姉ちゃん。」
「う〜、凛矢くん…いつの間に私の大事な妹をたぶらかせて…「お姉ちゃん!!」…う〜、わかったわ、今日は此処に最後までいるんなら、大目に見てあげる…。」
奏さんは渋々、今日のデートを許してくれたようだ…。
そういや、奏さんが言ってたな…叶がデートだって嬉しそうにしてたって(多少違う予感)…。
そう思うと俺は凄く嬉しくなった。
「それでいいんでしょ? 叶?」
「うん♪ ありがとう、お姉ちゃん♪」
「うんうん♪ 大切な妹の頼みだもんね♪ その替わり、条件は守ってね?」
「うん♪」
奏さんの了承に嬉しくなったのか、叶は奏さんに抱きついた。
奏さんも、ホント優しいよな…。こんな俺と未来もこをな兄妹になってみたいな〜。
「凛矢くんもいいね?」
「はい、ありがとうございます♪ 奏さん♪」
「うん、それじゃあ私は戻るからごゆっくり〜♪」
「………は〜、私も叶に甘いわね? ホント……でも、あの子の恋だし、少しぐらいは許してあげるとしますか♪」
奏のその呟きに二人はまったく気付かなかった…。
☆登場人物紹介☆
サブキャラ
橋本 和磨
(はしもと かずま)
16歳、天秤座、A型
誕生日
10月15日
趣味
読書
好きなもの
読書、静かな場所
嫌いなもの
五月蝿過ぎる場所
本作の一応サブキャラです。
ちょっと無口で、無表情だけど、かなり友達思いで優しい性格。
無口ではあるがノリがいい。
美香とは幼なじみで少なからず好意を持っている。
直樹と凛矢とは1年生の時に出会い、親友を続けている。
運動神経抜群、成績優秀、容姿端麗と完璧超人だが、色恋が少し苦手。
凛矢のする事にけっこう興味があるらしく、たまに訊いてくる。
〔は〜い、今回は橋本 和磨くんで〜す♪〕
「…よろしく……。」
〔しかし、ここまで凄い人物とは…。 生徒会にでも入ればいいのに…。〕
「…俺は上に立つより、上に立つ者の補佐の方が似合ってるからな……。…後、補佐するなら凛矢じゃないと楽しくない……。〕
〔なんて凄い人だよ…貴方って人は…。〕
「…まぁ、作者も凄い人だな……。」
〔何故だろう…その言葉が俺の心にグサッと突き刺さったんだが…。〕
「…気にするな……。」
次回は姫宮 直樹を紹介します♪ノシ
次回は姫宮 直樹くんを紹介します♪
これからも、一週間以内には更新しますので、みなさん気長に待っていてください(^o^)