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第15話:球 技 大 会2日目…

更新完了!

作者、宿題が残ってますo(T□T)o

そんな事より

第15話どうぞ

 

今日は、球技大会2日目だ…。2日目はソフトの試合がある。

今日もベスト4まで決めるらしい…。

 

俺はセカンド、直樹はキャッチャー、和磨はファースト、夏芽はあまりソフトが苦手らしく外野、百合は何故かピッチャーという、なんか微妙な感じだった…。

しかも、俺が1番、夏芽が9番、和磨が3番、百合が2番、そしてバカは『4番じゃなきゃ嫌だーッ!!』と駄々をこね始めたので4番に決定した…。

 

『さて、今日で2日目になります球技大会。今日の競技はソフトで5つのコートで試合します。五回まで戦い、延長は無しです。引き分けの場合はじゃんけんで決めてもらいます。』

 

五回まで頑張ってまでじゃんけんで負けたんじゃ洒落になんねぇな…。

 

『それでは、始めてください!』

 

試合が始まった…。

俺達は第2試合に入っているので今は暇になる…。

 

「ちょっと凛矢、しっかり応援しなさいよ…。私達のクラスのbチームが試合してるんだから…。」

 

そう、今は2−Abチームが試合を行なっているため、俺達は応援に来ていた…。が……

 

「だって、知らない奴ばっかだもん…。」

 

「アンタってホント周りに興味ないのね…。」

 

麻美は呆れたと言いながら、俺に言ってきた…。

 

「うっせぇ、だってまだ一週間しか経ってないじゃん。長く感じたけど…。」

 

「そうだけど…去年一緒のクラスの人がけっこういるのよ?あそこに…。」

 

そう言って麻美はbチームが試合を行なっている場所を指して言った…。

 

「わかったよ、まぁ、見といて損はないか…。」

 

「損得の問題でもないでしょ…。……まったく、私にも興味ってなぃのかな……」

 

俺は試合に集中してしまったため、麻美のその呟きに気づく事はなかった……。

 

 

 

試合はまぁ………ボロボロだった……。

 

相手のピッチャーは野球部らしく、ほとんど打つ事が出来ていなかった…。

その割に敵にはじゃんじゃん打たれてしまい……結果、23−1で負けてしまった…。

 

さて、次は俺達の番だ…。

ちゃんと前の試合を見といたお陰で多少は参考になった…。

練習はしたけど、イメージも欲しかったしな……。

 

 

そして、俺達の試合が始まった…。

相手は3−Aaチームと言う、なんか似ているチームだ……名前だけだが……。

 

俺達は先攻になり俺が一番最初にバッターボックスに立つ。

…うわぁ、かなり緊張する……。

 

相手ピッチャーはゴツ男…。もちろん、前とは別の人だ。

 

ゴツ男は俺をかなりの勢いで睨む(若干引いた)と、ボールを投げた…。

 

【ズバァンッ】

 

……早い…。さすがはゴツ男……そのゴツさは伊達じゃないか……。

だが…打てなくはないはずだ…。

 

ゴツ男が2球目を投げる…。俺はグリップを握り思いきり振った…。

 

【カキーン】

 

俺の打球は内野の頭を飛び越え、外野までスムーズに飛んでいった…。

 

俺はダッシュで走り、なんとかセカンドまでこれた…。

 

2番目は百合…。

百合は一球目を見送り、二球目はファールと追い込まれてしまった…。

そして、3球目……

 

【カキーン】

 

百合の打球は外野当たりまで飛んでいった…。

 

俺も走り1、3塁…。

 

相手のゴツ男はかなり悔しそうにしながらも、またボールを投げた…。

……愚かな奴だ…。和磨にそんな投球が通じる訳があるまい…。

 

【カキーン】

 

初球から思いきり振った和磨の打球はかなり2ベースヒット、結果、2点追加で2塁になった。

そして、ゴツ男は膝を着いていた…。

 

次はバカだ…。だがアイツはけっこう運動神経がいいし、体育だけは真面目だから大丈夫だろう…。

 

【カキーン】

 

バカの打球はかなり遠くまで飛んで行き、審判がホームランだと告げる…。

 

 

一回表が終わった時点で5−0の状態だ…。

 

そして、敵の攻撃になった…。

百合は早さもゴツ男まではいかないがけっこう早く、そして変化球も投げられるらしく、三者三振に抑えてチェンジ…。敵はもう絶望という感じの表情をしていた…。

 

 

 

試合は順調に進み、25−0でコールドに持ち込むという凄い状態になってしまった…。

観客席の生徒達もスゲーなどと感嘆の声をもらしていた…。

 

 

 

 

そして、第2試合も圧勝した…。

相手は1年で可哀想なほどの惨敗ぶりだった…。

 

…ちょっと泣いていた子もいた……。

 

 

そして、昼休みになり、皆で食うために集まるのだった……。

 


「しかし、こうも簡単に勝ち進むとは、策略的な物を感じるな…。」


「はぁ、皆、凄い運動神経いいからね…。」


夏芽は溜め息を吐きながら羨ましそうに言った…。


「元気出せよ、夏芽♪足引っ張ってる訳じゃないんだから…。」


「そうだけど…。百合はいいなぁ、変化球も投げられるんだもん…。」


「ふふ♪只、器用なだけですよ♪」


いや、器用なだけで変化球投げるとか、貴方は化け物ですか…。


「先輩っ!凄くカッコよかったです!」


叶が大きめな声でそう言ってきた…。

…なんだろ…叶に褒められると凄い嬉しい……。

俺は叶に優しく微笑みながらありがとうと伝える。


「あぁ〜、かなちゃんっ!何凛兄ぃとイチャイチャしてるのかな〜?」


未来がそんな事を言ったせいで全員の視線が俺と叶に集まってしまった…。

……ちぇっ…叶との会話を邪魔しやがって我が妹君よ…。


「え、そ、そそそそんな訳じゃっ!////」


叶は顔を真っ赤にしながら否定した…。

…なんか寂しいな……。

寂しいから、苛めてやるか…。


「そんな訳じゃなかったのか?俺はそれの方が嬉しいのに…そんなに否定するんだ?」


「あ、いえっ、そんな、私は先輩の事が嫌いって訳じゃなくて………その、どちらかと言えば…

「早く食おうぜいッ!!」…。」


くそっ、あのバカのせいで肝心なところを聞けなかったじゃねぇかっ!!

………あれ?……俺、周りに興味とか無い筈なのに……なんで…叶の言葉を聞きたいと思ってんだ?…。




……俺は…変わり始めているのか……今までの自分から……。




そんなこんなで昼休みは終わり、午後の試合も終わりを迎えた…。


俺達はベスト4に入り、球技大会2日目が終了した…。



球技大会2日目が終了…。

次は3日目に入ります。


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