表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/45

第9話: 練 習   新キャラ?…

すみません、ロジックにはまっていたら小説の執筆が遅れてしまいました…。m(__)m

これからは気をつけます。

それじゃ第9話どうぞ

 

俺が運動場に着くと、皆が不思議そうな顔をして俺を見た…。

 

「凛くんどうしたの?なんか来るの早いけど…。」

 

心配したのか、はたまた皆の代表でか夏芽が聞いてきた。

 

「あぁ、ちとトラブってな。遅れちまいそうだったから委員長だけ行って貰ったんだ…。」

 

「嘘っ、どうせ凛矢の事だからめんどくさいって言ってサボったんじゃないの?」

 

なんかとてつもなく酷い事をおっしゃいますね、麻美さん…。

 

「違ぇよ…。人とぶつかってその子が泣きそうだったから宥めてたんだよ…。」

 

一応事実だからちゃんと言ってみた。

 

「どうせ女の子に《わざと》ぶつかった振りして変なとこでも、触ったんじゃないの?」

 

わざとの部分を強調しておっしゃってくださりましたね……麻美さん…。

つか、俺はそんな人間に思われていたのか……。

いや、抱きしめたけどさ………今言ったら変態のレッテルを貼られるな、きっと…。

反撃でもしてみるか…。

 

「変なとこって例えば何処だよ?」

 

「ふぇ?え、えっとそれは……胸、とかよ…。」

 

聞き返すとは思ってなかったのか多少なり焦っていた…。ちょっと苛めたくなってきた…。

 

「とかって事は他に何処が有るんだ?」

 

「えッ!?そ、それは…えっと……他の…とこよ……。」

 

「だから、それが何処が聞いてるんだが?」

 

「…だから……それは………ぅぅ…もう、知らないッ!どっかよ、どっか!」

 

逆ギレしやがった、コイツ…。ま、いいか…からかいすぎたな……ちょっと…。

ほんのちょっとだけだけど…。

 

「わかったわかった、悪かったな…。ちょっとからかい過ぎたよ♪」

 

「ふんっ!早く練習に行くわよっ!」

 

「了〜解」

 

「後、リムレットのケーキで許してあけるから…!」

 

リムレットではケーキもけっこう有名なんだ、実際かなり美味い。コーヒーや紅茶に良く合うんだよ、さすがオーナー。

 

「はいはい、イエス・ユア・ハイネs…ボスッ…。」

 

「下手なネタを使うなッ!!」

 

「………」

 

軽く意識が飛びました……助けてください……グスン……。

 

「なぁ、夏芽はサッカーとバレーだったよな?まずはソフトからなのに、なんで運動場にいるんだ?」

 

「うんとね、一応補欠みたいな感じだから練習はしとこうと思って…。」

 

…ジ〜ン……なんて偉い子なんだ夏芽は……。

 

  なでなで

 

褒美に頭を撫でてあげた…。

 

「えへへ、んん〜♪」

 

撫でてあげると、凄く喜んでくれていた…。

うむ、撫でたかいがあるってもんだ。

 

しかし、女の子の髪って撫で心地がいいんだな〜。しかも、なんかいい匂いもするし…。

 

「グルルルルーッ」

 

そろそろ野獣が怖いからなでなではまた今度にするか…。

 

「よ〜し、練習に行きますか〜、お二人さん♪」

 

「うん、そうだね凛くん♪」

「ふんっ!」

 

あら、なんて正反対な反応なんだか…。しっかり明日のバイトではケーキを貰って来なくちゃな♪

 

そして俺は凄いニヤけまくってる夏芽とかなりふて腐れてる麻美を引き連れ練習に向かった…。

 

 

〔ソフトの練習〕

 

「ノックいくよーっ」

 

仕切ってるのはソフト部の女の子…名前は知らん…。

 

「ひ、ひどい…。」

 

「気にするな。」

 

「うぅ、改めて、ノックいくよーっ」

 

【カキーンッ】

 

【バシッ】

 

【カキーンッ】

 

【バシッ】

 

「よっしゃーッ!バッチこいやーッ!」

 

「わるい…変わるよソフト部の女の子。」

 

「できれば名前で呼んで欲しいんだけど……って聞いてないし…。」

 

〔大丈夫だ…いつかは出番がくるかもしれない…。〕

 

「そうかな?まぁ、まずはソフトに集中しないとね♪」

 

〔そう、その意気だ…。〕

 

「…あれ?私誰と喋ってるんだろ…?」

 

「いくぞーッ!バカ直樹ーッ!」

 

「えッ!?待って!なんか怖i…

【ビュオォッ】

ギャーッ!頬をかすったーッ!!」

 

「わーわー騒ぐなッ!どんどん行くぞ、バカ直樹!」

 

【カキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーンカキーン】

 

「ギャーッ!テメェーッ!!全部顔を狙いやがってーッ!!ぐおぉッ!……………」

 

「悪かったな…如月さん♪返すよ…。」

 

「やっと…やっと私の名前を……。」

 

 

「よーし、それじゃ、張り切って、次はバッティングーっ」

 

如月さんの声が実に晴れやかだった…。

 

直樹が忘れられたのは言うまでもない…。

 

 

〔サッカーの練習〕

 

いろいろと残酷なんで一部だけ…。

 

「行くぞーッ!キーパーッ!」

 

「ふぇ?此処は何処だ?俺は?」

 

【ビュオォッ】

 

「ギャーッ!またかよー!?」

 

「ほら、キーパー避けるんじゃないッ!止めないとッ!」

 

「顔面狙ってるくせに何を言ってくれますやらッ!!」

 

「行くぞーッ!」

 

「聞けーッ!!!」

 

【ビュオォッ】

 

「ヘブシッ」

 

 

そんな感じで、練習が終わり、夕飯を食べ、俺は敷布団閣下と毛布王妃に包まれていた…。

 

「しかし、今日もいろいろあったな…。」

 

今日のこと昨日のこと、なんか…一週間も経ってないのに一週間分以上疲れてるのはなんでなんだ…?

 

そんな事を考えている内に俺は夢の中に旅立っていた…。

 



ロジックって面白いですね。

かなりハマりました♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ