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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

委員長の谷間すすめ! ~山と山に囲まれたV字の奥~

作者: 栗野庫舞
掲載日:2026/03/09

主人公を女子にしたりなど、一旦書き終えた後に色々な変更および加筆をおこないました。

 あなたは放課後の教室にいた。


 目の前には、眼鏡を掛けた女子がいる。


 彼女は短めの黒髪を左右で三つ編みにしていることもあり、真面目な印象が強い。一方あなたのほうは、彼女よりも短い黒髪を後ろで一つ結びにしていた。


 今、教室に残っているのは、あなたと友人の二人だけ。


「ねぇ、谷間、見たい?」


 静かな教室の中央辺りの席で友人が言った時、即座にあなたは疑問に思った。


 クラスの委員長を務めている彼女の胸部は、谷間と強調するほど立派な大きさには到達していない。むしろ、同じ女子のあなたよりも小さい。紺色ブレザーの制服の上からでは、余計に目立たないほど平坦だった。


 それでもあなたは興味があった。見たいと答えた。


「じゃあ見せてあげるね」


 笑顔で返してくれた彼女の後ろについて、あなたは、教室の一番後ろまで移動した。


 真面目な委員長で通っている友人が、窓を背にして立つ。


 あなたは正面の彼女を見る。


「はい、お待ちかねのお時間が来ました」


 彼女はブレザーの金色ボタンを下から順に外す。青いチェックのネクタイも外し、ポケットに入れた。


 角襟ブラウスのボタンを上から三つめまでを外した。白いブラジャーの一部が見える。ブラもやはり小さいサイズで、到底谷間はあり得なかった。


 これからどうするのかと、あなたは密かに期待している。


 そんなあなたの期待に反し、彼女は胸部を完全に(さら)すことはなかった。


 代わりに、彼女は腰を下ろす。


 あなたは彼女の白い下着を見た。


 彼女のスカート丈はあなたよりも長い。けれども、両膝を立てて座れば、清楚なショーツを見せてしまうことになる。今日の彼女はあなたと同様、下にハーフパンツを着用していなかった。


「膝は、山で言えば山頂ね。左右の山の間には、白い下着に包まれた谷があるの」


 はだけたままの彼女は説明する。


 あなたは彼女の言う白い谷間を見た。それが胸部でなかったに過ぎない。


「この谷間に入りたい?」


 彼女の問いに対し、入りたいとあなたは即答する。あなたと友人の他には誰もいないという安心感が、あなたを大胆にさせていた。


「どうぞ」


 彼女はさらに股を開いた。


 あなたが床の上で四つん()いになって頭を差し出すと、彼女に頭を(つか)まれる。そのまま山の中腹(ちゅうふく)へと引きずり込まれる。


 両側からの太ももの圧力は苦しくもあり、嬉しくもある。


 谷間は最高だった。


 長かったのか、短かったのか、よく分からないぐらいの時間が過ぎた後、あなたは谷間から出た。


 彼女も立ち上がり、スカートのお尻側をはたく。それから彼女は、乱れていた制服をネクタイ含めて綺麗に着直した。


 真面目な委員長に彼女が戻った後、あなたはどうして胸部を(さら)したのかを聞いてみる。


「そっちの谷間って思わせるための見せかけでした。それに、ちょっとだけ見せるのって、興奮するでしょう? してくれた?」


 うん、と、あなたは答えた。


「ありがとう」


 次にあなたは、そもそもどうして挟み込みをやってくれたのかも聞いてみた。


「きっとあなたなら、共感してもらえると思ったから……じゃ、駄目?」


 駄目ではなかった。あなたが彼女との一体感を得ている時に、――最悪な事態が始まってしまう。


 教室のドアが開く音がしたのだった。


 あなたがすぐに目を向けたら、そこに女子が立っていた。


「えー、委員長って、そんなことするんだぁ~っ!」


 同じクラスのこの女子に、見られていたらしい。


 動揺するあなたは、いつから見ていたのかと口走った。


「挟んでるところからね! 二人のパンツもバッチリ見ちゃった!」


 見た目が軽そうな女子に言われ、思わずあなたはスカートのお尻側を押さえた。


 挟まれている間、寝転がっていたあなたは、この女子のほうに足側を向けていた。彼女には無防備なスカートの中が、良く見えていたに違いない。


 あなたが極度の緊張状態でいると、彼女……眼鏡と三つ編みの委員長が、見ていた女子の前に立ち(ふさ)がった。


「……私達のことを、脅すんですか?」


「うーん、どうしよっかなー、みんなにバラしちゃうのも、めっちゃ楽しそーだよねーっ!」


「私達の仲を広めてくれるのは、むしろ大歓迎です」


 委員長が踏み込んだ発言をしたので、あなたは一層(いっそう)焦る。


「――ですが、そんなことをされたら、如何(いかが)わしい私が委員長だなんて、相応しくないって声が出るでしょう」

「だねー!」

「次の委員長を決める時には、アナタを推薦しますね」


「えッ?」


 女子が凍りついた。


 かと思うと、急にうろたえ始める。


「私が委員長なんて、そんな面倒な仕事出来るわけないじゃんっ! そんなこと言わないで、お願いっ! なんでもするから私を推薦するのだけは絶対にやめてッ!」


 凄い形相(ぎょうそう)で訴えかけていた。よほど委員長職をやりたくないらしい。


「なんでもするって、アナタがすることは、一つだけよ? 私達の仲を祝福すること。いいですね?」

「わかりましたッ! ごめんなさいっ! さようならっ!」

 女子は逃げるように去って行った。


「ふぅ……。見られちゃってたね?」


 委員長は、放課後になってから初めて、恥ずかしそうな顔をあなたに見せていた。


 あなたはこの友人に、あの女子が乱入しても動じなかったのがすごいと()めた。


「うん、自分でも冷静に対応出来て、びっくりしたよ。ついでに、あの子が委員長職を引き継いでくれたら良かったんだけど。私が委員長じゃなかったら、放課後のこんな時間まで、あなたに待ってもらうこともなかったし……」


 委員長は委員長でいてほしいと、あなたは伝えた。


「でも、さっきの子が言っていたみたいに、委員長がこんなことをするのは良くないんじゃない?」


 彼女はスカート正面をたくし上げて、白い下着の下部を(さら)す。


 そんな彼女に対し、委員長の仕事もしっかりとこなしているんだから、いいんじゃないかと話した。それと、今の姿もかわいいと()めた。


「……ありがとう」


 彼女は言い、スカートから手を放す。


 この後にもう一回、あなたは白の谷間を用意してもらった。再び入った際は、もちろん胸が高まった。


 今度は、誰かに見られることもなかった。


                    (終わり)

本作は、当初の予定の倍ぐらいの容量になってしまいました。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。このような作品は他にも色々あるので、興味がありましたら、それらもどうぞ。

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