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えいえんとわ

作者: 秋葉竹



あまねく星の光には

生きてる意味がちゃんとある


燃える熱さの星だって

凍てつく寒い星だって

何段階でも問えばよい

こころの波は届くから

リリーの花の解放は

宇宙の果てまで届くから

しんしんしんと奥深く

こころのままに届くから

こころの波は届くから


『よるのよなか』の旋律は

支配をくだす悲しみを

そっと逃げたい終わりたい

ためにゆっくり沁み渡る


水や水紋たちの音

風や風紋たちの歌


ゼロよりはじまり星へゆき

白よりはじまり闇へゆく


なかみをみせたこともなく

いっしょに平和を希う星


上も斜めもない世界

下も左もない世界

右も昨日もない世界

今日も未来もない世界


世界は自由に遠慮して

『えいえんとわ』の歌うたう


もしも涙がゼロならば

ちいさな傷も癒せない

いちばん大事なリリーの花の

命の種が宇宙へ広がる



あまねく星の光には

生きてる意味がちゃんとある







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