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第4話 俺の日常
完全で完璧な無重力を味わった俺の毎日は劇的に……………
変わってはいなかった……
「今日も良い子にしててねーー! 愛しの愛しの(ry」
「あーー!あーくんだぁ!!おはよぉーー!」
「わぁ! あーくんおはよ!!」
「あー、他の子もあーくんみたいだったら楽で助かるんだけどなー」
上からアーシア、メデュ、ラティのお姉ちゃんズだ。
この自称お姉ちゃんズは俺が住んでいる村で子供を預かってくれている所でお手伝いをしてくれている子達だ。
村の子を預かるのにお手伝いの子が必要か?と思もうかもしれない……実際俺も油断していた時もあった。
しかし奴らに会って俺は確信した!
子供とはとんでもなく恐ろしい存在だということを………
「あ、あうあうーーー!!」
今日も俺は謎無重力空間に呑み込まれた。




